ビクター、フルHD映像出力を実現した液晶マルチフォーマットモニター2機種を発売
HDデジタルコンテンツなど、映像制作用途の液晶モニター新シリーズ
液晶マルチフォーマットモニター「DT-V24L1D」「DT-V20L1D」を発売
日本ビクター(株)は、HDデジタルコンテンツなど映像制作用途の液晶モニターの新シリーズとして、液晶マルチフォーマットモニター「DT-V24L1D」と「DT-V20L1D」を発売します。24V型の「DT-V24L1D」は、1920×1080ピクセルの解像度でフルHD映像出力を実現するとともに、高い機能性・操作性・設置性・システム性を備えたフラッグシップモデルです。
品 名 液晶マルチフォーマットモニター
サイズ 24V型
型 名 DT-V24L1D
希望小売価格(税込) オープン価格
発売時期 12月中旬
品 名 液晶マルチフォーマットモニター
サイズ 20V型
型 名 DT-V20L1D
希望小売価格(税込) オープン価格
発売時期 2007年1月下旬
< 主な特長 >
1.多彩なHDコンテンツ編集に威力を発揮する高解像度パネルを採用
・「DT-V24L1D」:1920×1080ピクセルの解像度で、HD映像信号がもっている画素をそのまま再現。画素変換処理のない原画像を確認しながら編集作業が可能です。
・「DT-V20L1D」:1680×945ピクセルの解像度で、HD映像を高品位に再現します。
2.「入力信号に忠実な再現」を追求した当社独自の映像エンジンを搭載
10bit高性能映像処理のアルゴリズムの組み込みにより、制作現場で使用されるHD 信号を伸びのある解像度と鮮鋭感あふれる映像で再現。入力信号を必要以上に加工することなく、デジタルでもアナログ的な自然な映像を求めるプロならではの「原信号へのこだわり」を当社独自の映像エンジンが実現します。
3.デジタル駆動ディスプレイの各種ディレイを改善
LCDなどデジタル方式のディスプレイ特有の映像表示の遅延、入力切換の遅延をおさえるために、1フレーム程度まで映像出力の遅延時間を短縮※するとともに、任意の入力切換を学習し切換え表示時間を短縮する機能を搭載しています。
※高速表示時は、画質が最適化されない場合があります。
4.ガンマ調整を1台ごとに実施
動画映像用モニターの階調特性に重要なガンマ調整を、生産工程で1台ごとに実施し、滑らかな階調特性を実現しています。
< 企画意図 >
地上デジタル放送の放送地域拡大とともにHD映像のコンテンツの制作ニーズが広がり、ポストプロダクションにおいても、HD信号対応の映像制作用モニターが必須となっています。
そこで当社は、映像制作用途の液晶モニター新シリーズを企画・発売します。本機は、CRTではなしえなかった画面サイズと解像度を実現し、さらにフラットパネルモニターとしての使い勝手、設置性の良さを兼ね備えました。
< その他の特長 >
・ ITU信号規格に合わせたマトリックス設定により、ITU規格に準拠した色再現を実現
・ マルチフォーマットSDI(HD/SD自動切換)を2系統装備(スイッチドアウト付)、さらにHDCP対応 DVI-D入力1端子、コンポーネント入力1系統、コンポジット入力2系統を標準装備
・ ブランクエリアに、10文字まで入力可能なMONITOR NAME、TIME CODE(SDI重畳)、12ch AUDIO LEBEL METER(SDI重畳)、CRC ERROR表示(SDI重畳)などの各種情報表示が可能。
・ MAKE 接点/TRIGGER PULSE/RS-232C/RS-485の4種類のリモート制御方式
・ SDI端子に腐食やロスの少ない金メッキBNC端子を採用
< 主な仕様 >
(※ 関連資料を参照してください。)
●商品に対するお問い合わせ先
日本ビクター(株) システム営業統括部 ディスプレイ営業部
国内営業グループ 045-450-2798