ヨネックス、新素材「ヒートカプセル」など採用の秋・冬用インナーウエアを発売
ヨネックスがインナーウェア市場に新規参入
炭化ジルコニウム効果で+3℃暖かい ヒートカプセル + SyLPH ヨーロッパ環境賞受賞 レンチング・リヨセルを使用した
ユニチカテキスタイルと共同開発した
環境に優しく、肌ざわりが良い、秋・冬用インナーウェア新発売
ヨネックスは12月1日より、高機能かつ環境にもやさしい素材を採用した秋・冬用のインナーウェアを発売、新たにインナーウェア市場に参入することになりました。
スポーツメーカーである弊社はこれまで、「競技」というシビアなフィールドで活躍するスポーツ選手たちに向け、能力を最大限に引き出し、パフォーマンス向上をサポートできる、高品質・高機能の製品を開発し提供してまいりました。この品質と機能を一般の方々にも実感・利用していただき、快適で健康的な生活づくりにに役立てていただくため、2000年にウォーキングシューズを発売、スポーツ健康企業としての一歩を踏み出しました。
今回、その第2弾として、一般消費者を対象に研究・開発した高機能インナーウェアを発売いたします。
このインナーウェアは、弊社とユニチカテキスタイルとの共同開発によって生まれた新素材を採用しています。人体から発せられる赤外線を利用し充熱・保温をし、着ているだけで暖かくなる「ヒートカプセル」と、ヨーロッパ環境賞を受賞した、コットンより吸水性に優れ、肌にやさしいソフトな風合いの「SyLPH(R)(シルフ)」を複合させているのです。
体温調節にも着目し、素材・機能の両面から、地球温暖化防止のため盛んになっている「ウォームビズ」のスタイルにも適した商品となっています。
インナーウェアは40代以上の方々をターゲットに開発し、今期は各種媒体での話題作りとブランド認知に集中する予定です。今後の販売経路は百貨店などを中心にした衣料品取扱店を予定しています。2007年度に1億円、2009年度に9億円を販売目標としており、6,500億円と言われる大市場に参入したことで、今後も新シリーズ・新製品の開発を進め、インナーウェア市場におけるシェア獲得・販売増大を図ってまいります。
●人体から出る赤外線で充熱。着ているだけで暖かい「ヒートカプセル」
ヨネックス独自の充熱システム「ヒートカプセル」には、セラミック粒子の一種である「炭化ジルコニウム」が繊維に混入されています。炭化ジルコニウムは可視光線や人体から発せられる遠赤外線などを反射する性質を持っています。そのため炭化ジルコニウムを混入した繊維が編みこまれているヒートカプセルは、可視光線や遠赤外線を熱に変換し、着ているだけで暖かく、またその暖かさが持続します。
●コットン以上の吸湿性と心地良い風合いの「SyLPH(R)(シルフ)」
ユニチカテキスタイル株式会社が開発したシルフは、計画的に植樹されたユーカリの天然パルプを使用したレンチング・リヨセルを原料に生産されました。自然の風合いで、肌ざわり、弾力感に優れ、最終的には自然に還ることのできるエコロジカルな素材です。吸湿性は綿の1.5~1.8倍で、水洗いをしても縮みにくくシワになりにくい優れた寸法安定性を持っており、インナーウェアに非常に適した素材です。
シルフの原綿であるリヨセル(生産地はオーストリア)は、原料の耕地がコットンの1/10であること、また生産過程で使用するアミン酸化物が工場内で再利用され、公害を出さない環境で作られることを理由に、審査基準がきわめて厳しいと言われる「ヨーロッパ環境賞(Europian Awards For The Environment)」を2000年度に受賞しており、環境保全に関わる優れた面も持っています。
(※ 以下、詳細は添付資料「オリジナルリリース」を参照してください。)
< お客様からのお問い合わせ先 >
ヨネックス株式会社 ウェア事業部 03-3839-7105