日立ハウステック、高効率ヒートポンプ搭載の一般地向け「エコキュート」2機種を発売
~住宅設備・環境機器メーカーの(株)日立ハウステック~
高効率のエコキュート(2機種)を11月21日より発売開始
◎業界トップクラスの高効率(10%以上向上)ヒートポンプ
◎保温性約30%アップの貯湯タンク(ともに当社比)
株式会社日立ハウステック(本社:東京都板橋区、社長:野見山 徹)は、業界トップクラスの高効率ヒートポンプをそなえた、一般地向けのエコキュート2機種(「標準・設置フリータイプ」・「薄型コンパクトタイプ」)を、11月21日(火)より発売開始いたします。
このたび発売するエコキュートは、隣地との間や階段下などの空きスペースを利用して設置できる「標準・設置フリータイプ」と、都市部狭小地への設置が可能な「薄型コンパクトタイプ」の2機種です。ヒートポンプには、2段圧縮ロータリーコンプレッサーを搭載し、業界トップクラスの定格COP4.9(※1)の高効率を実現。また、貯湯タンクの断熱材をグラスウールから、発泡断熱材に変更することで加熱ロスを低減し、従来品に比べ保温性を30%向上させました。また、風呂追焚運転時に生成されるタンク内の「高温湯」と「水」の間の中温域の「境界湯」を、優先的にシャワーなどに使用して効率よく運転を行うなど、これまで以上に高効率を実現しました。
(※1)JPA(日本冷凍空調工業会)標準規格の定格条件で運転したときの、エネルギー消費効率を表したものです。この値が高いほど効率が良い。COP=沸き上げ能力(kW)÷消費電力(kW)。
■日立ハウステックエコキュートの主な特長
1)"業界トップクラス"定格COP4.9の高効率ヒートポンプ
高効率と低騒音を同時に実現した2段圧縮ロータリーコンプレッサーを搭載。運転音の静かさ(※1)をそのままに、エネルギー消費効率は、従来品の4.4から4.9へ、10%以上向上させました。
(※1)運転音は、夜間モードで37dB(c.f.図書館の中:40dB)
2)貯湯タンクの保温性30%アップ
貯湯タンクの断熱材を、従来のグラスウールから発泡断熱材に変更することで、貯湯タンクの放熱ロスの大きい部分の断熱性を高めました。これにより、貯湯タンクの保温性が、従来品より30%向上しました。
3)使用パターンを学習する「自動モード」の機能向上
ご家庭のお湯の平均使用量を学習する機能で、各家庭で使う湯量を予測し、貯湯量を確保しながらお湯を沸かします。過去の平均使用値から湯量が変化すると、沸き上げレベルが変化し、当日以降の湯量レベルを調整して最適化を図ります。
4)「境界湯」を使って効率よく運転
風呂追焚時に生成される貯湯タンク内の「高温湯」と「水」の間の約40℃の水「境界湯」を貯湯タンクの中間に設けた取り出し口からシャワーなどに優先的に使用することで、より効率よく運転を行えるようにしました。
■主な仕様
(※ 関連資料を参照してください。)
< 本製品に関する一般の方からのお問い合わせ先 >
(株)日立ハウステック 営業統括部 営業推進部
TEL.03-5248-5121