森ビル、中国・上海市の超高層ビル「上海ヒルズ」竣工に向け現地に管理・運営会社2社を設立
新「ヒルズ」が上海に誕生
上海ヒルズ2008年春竣工に向け順調に工事進捗
森ビル株式会社(東京都港区代表取締役社長森稔)ならびに上海環球金融中心有限公司は、現在中国上海市にて推進しております101階建超高層複合ビルプロジェクトの総称を「上海ヒルズ」(中国語表記:「上海秀仕」(注))に決定いたしました。
(注)上海ヒルズの中国語表記である「上海秀仕」は、森ビルの街づくりの理念である「ヒルズ」への思いを表し、発音的にも全世界共通の音で表現できるよう数多くの候補の中から決定いたしました。この「秀仕」の文字には「エクセレントサービス」の意味を込め、ホスピタリティにあふれた街にするとの決意も示すものです。
森ビルは、1986年完成のアークヒルズを皮切りに、愛宕グリーンヒルズ(2001年完成)、六本木ヒルズ(2003年完成)、表参道ヒルズ(2006年完成)など、当社の手掛ける大規模複合開発プロジェクトに「ヒルズ」の名称を冠してきました。「ヒルズ」とは、現代の知識情報化社会に相応しい舞台として、新たな知や文化、価値を生み出す場所であり、この当社の都市づくりのコンセプト(思想)に基づく新たな「ヒルズ」が、2008年春、国境を越え、発展著しい上海に誕生いたします。
現在、上海ヒルズのメインタワー「上海ヒルズ環球金融中心」の工事は順調に進捗しており、現時点の高さは300メートル超(70階部分)に達しております。また、上海ヒルズ周辺地区の一体整備に関して、浦東新区、上海陸家嘴(集団)有限公司と協議を進めており、地区内全体をペデストリアンデッキでつなぐという当方提案に関して前向きにご検討をいただいている状況です。【添付資料1ご参照】
なお、森ビルは、本年11月1日付にて「中国事業本部」を新設し、当社の中国事業を一括して管理する体制を整え、また、上海ヒルズ環球金融中心内に開設予定の展望施設、ホテルの運営会社として、それぞれ「上海秀仕酒店経営有限公司」、「上海秀仕観光会務有限公司」(いずれも森ビル株式会社100%出資中国現地法人)を設立いたしました。これらにより森ビルグループとしての中国事業への取り組みを強化し、当プロジェクトの推進をさらに加速させるとともに、将来に亘り、国際都市・上海さらには中国の発展に貢献してまいる所存です。【添付資料2ご参照】
ちなみに上海ヒルズ環球金融中心は2007年9月(予定)に上棟、2008年春に竣工の予定です。北京オリンピック開催に先駆け、国際都市・上海の未来の象徴として誕生する新たなヒルズ「上海ヒルズ」にぜひご期待ください。