MPT、世界の主要ホテルへIP放送で24時間ニュース映像など配信実験を開始
エム・ピー・テクノロジーズ、
IP放送で世界各国のホテルへ24時間ニュース番組の配信実験を開始
株式会社エム・ピー・テクノロジーズ(東京都新宿区 代表取締役社長 吉本万寿夫、以下「MPT」という)は、この度、大韓民国(以下、韓国)最大手通信事業者KT Corp.(以下KT)及び 韓国ベンチャーEGC&C Co., Ltd(以下EGC&C)との間で、共同で、世界の主要ホテルへIP放送により24時間ニュース映像などを客室内のPCへ配信する実験を開始することとなりましたので、お知らせいたします。
MPTグループでは、これまでホスピタリティ市場でのシェア拡大を優先にブロードバンドサービスの提供を行ってまいりました。結果、世界のメジャーホテルを中心にブロードバンドサービスを展開しているホテルの部屋数は約65万室となり、世界有数の企業グループになったと認識しております。今後は、このMPTグループでホテルルーム課金が可能な約65万室の世界のホテルに対し、更なる付加価値サービスを提供し、収益の拡大を計ってまいります。
今回、その第一弾として、MPTから世界のこれらのホテルへ、インターネット網を利用した、IP放送サービスを新たに提供開始いたします。
当初、東京とソウルの主要なホテルにより実験を開始し、その後、アジア主要都市のホテルにも拡大してまいります。コンテンツについては、韓国、日本発として最初の提供番組として、最新ニュースを24時間伝えるニュース専門チャンネルを、韓国語、日本語で配信予定です。以降は、中国語、英語など各国の言語による各国のニュースを増やし、その他の番組なども配信するとともに、有料化の実験を行い、2007年前半には商用化を目指します。
この事業において、MPTは、当社グループ会社がブロードバンドサービスを提供している世界約55カ国のホテルに対し、サービスプロバイダとして事業の中心的な役割を果たしてまいります。
KTは、韓国及び各国のデータセンターにIPマルチキャストサーバを用意し、サービスインフラをサポート、またプロジェクトに対する投資面での協力を行います。
EGC&Cは、ネットワーク環境に依存せず、ソフトウェアでパケットロスがなく安定したIPオーバーレイマルチキャストによるIP放送を実現させる、自社特許技術「CAST365Plus」(※)の提供と、技術サポートを行います。
MPTは、ホスピタリティ業界への新しいサービス提案のための提携を今後も続け、更なる付加価値サービスの提供を行ってまいります。
※2002年韓国と台湾で、2004年には中国、2006年にアメリカ、ヨーロッパで関連特許を取得。日本やカナダ等でもまもなく登録予定。
*会社概要は添付資料を参照