インボイス、ダイナシティの子会社化で覚書を締結
株式会社ダイナシティの子会社化に向けた合意に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、株式会社ダイナシティ(証券コード:8901、以下「ダイナシティ」といいます。)との資本・業務提携に伴う同社の子会社化(孫会社)に向けた合意について決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.合意の経緯
当社グループとダイナシティは、平成18年8月25日に締結いたしました資本業務提携契約の趣旨を十分に尊重しつつ、双方の発展に向けた協業体制を構築すべく協議を重ねてまいりました。
この度、当社グループとダイナシティの間におきまして、インボイスパートナーズ合同会社が所有するダイナシティ第4回新株予約権の行使に伴う株式の取得など、ダイナシティの連結子会社化に向けた施策についての協議が整いましたことから、本日付にて覚書を締結するものです。
2.合意の内容
(1)ダイナシティ第4回新株予約権の行使について
当社グループはダイナシティの連結子会社化に向けた株式の取得を同社発行の第4回新株予約権の行使によることとしております。
当該新株予約権の行使についてはダイナシティ株式の希薄化を考慮し、行使後の当社グループの議決権所有割合が40.0%超となる個数を平成18年12月31日までに行使するものとします。
注)当該新株予約権を現在の行使価額で全て行使した場合の当社グループの議決権所有割合は65.69%となります。
(2)ダイナシティに対する取締役派遣について
当社グループではダイナシティにおける事業収益力の強化と効率的な事業運営にあたり、グループ経営環境の早期構築、コーポレートガバナンスの強化およびコンプライアンスの徹底を図るべく、同社の取締役の過半数を派遣することとしております。
ダイナシティは早期に臨時株主総会を開催し、当社の指名する者が同社の取締役の過半数を占めることとなる取締役選任議案ならびにこれに必要となる定員変更に係る定款変更議案を付議するものとします。
当社グループは取締役候補者の一人として当社社長の木村育生を指名するものとし、ダイナシティは上記の同社臨時株主総会において取締役選任に関する議案が承認可決された場合、同日開催予定の同社取締役会において木村育生を社長に選任(当社社長と兼任)するものとします。
また、現在ダイナシティの社長であります中山豊氏につきましては、副社長に選任するものとします。
3.今後の見通し
この度の合意内容を当期中に実現した場合、ダイナシティは平成19年4月(平成20年3月期)より実質支配力基準に基づく連結子会社として当社の連結業績に反映される予定です。ダイナシティが連結子会社となることが確定した時点であらためてお知らせいたします。
また、当社グループのダイナシティ第4回新株予約権の行使に関する具体的な日程等およびダイナシティ発行の第2回無担保転換社債型新株予約権付社債(未償還残高191 億円)に関するダイナシティによる総額191 億円における買入消却につきましては引き続き協議し、決定次第お知らせいたしますが、これらが当社の当期(平成19年3月期)業績に与える影響は軽微となる見込みです。
なお、当社グループではダイナシティを連結子会社とした後も、同社普通株式のジャスダック証券取引所における上場を維持させる当初方針に変更はありません。
以上