トキメック、中小型船向けに対応した中型マリンレーダ「BR-2540」を納入開始
トキメック 中型マリンレーダBR-2540納入開始
株式会社トキメック(本社:東京都大田区社長:勝木英明)は、2006年11月より新型マリンレーダBR-2540の納入を開始いたしました。
BR-2540は、多機能デイライトレーダとしてご好評いただいていたBR-2520Cの後継機種です。内航船、近海船、官庁船市場等の中小型船向けに対応したマリンレーダとなっています。
おもな特長は下記の通りです。
・写りこみの少ない高解像度18.1インチ液晶を採用。オプションにて19インチ液晶タイプも用意しています。
・自船の旋回にレーダ画面が逐次に追従する“リアルタイムヘッドアップ”機能を新採用。使いやすさ、視認性の良さで安全航海に貢献します。
・レーダ波には、Xバンドに加えて、Sバンドの2種類を用意しています。
・当社の電子海図情報表示装置ECDIS「EC-7000/7500」との接続により、ECDIS画面上にレーダ映像とARPA情報を提供でき、重畳表示を実現します。
・製品本体を、表示部、操作部、処理部のユニット構造とすることによって、装備工事を船橋の状況に合わせて柔軟に対応できます。また、自立型スタンドも用意(オプション)していますので、既設マリンレーダとの換装も可能です。
いま、環境意識の高まりと共に輸送エネルギーコストに優れた船舶が再び見直されつつあります。こうしたモーダルシフトに対する社会的期待を背景として、内航船建造にも拍車がかかることが見込まれます。トキメックではマリンレーダをはじめ、ジャイロコンパス、オートパイロット、電子海図情報表示装置などの各種航海機器と船上無線機器の提供を通じて航海の安全に貢献して参ります。