ホンダ、ペルーに年間生産能力100,000台まで拡大可能な生産子会社を設立
Honda、ペルーで新工場設立
Hondaのペルーにおける現地法人であるホンダ・デル・ペルー・エス・エーは、2006年11月28日10時(日本時間:28日24時)に以下の内容を発表いたしましたので、ご案内いたします。
<ご参考>
Hondaのペルーにおける現地法人、ホンダ・デル・ペルー・エス・エー(以下HDP)は、リマ北東約1千キロのロレト州イキトス市に100%出資の生産子会社、ホンダ・セルバ・デル・ペルー・エス・エー(以下HSP)を設立し、12月に工場建設を開始すると発表した。
ペルーの二輪市場は、2004年以降急成長し、2005年は約6万3千台(前年比129%)、2006年は9万台以上の市場になると見込まれている。継続的な人口や所得の増加により、近い将来、二輪車市場は20万台規模になると予測されている。Hondaの販売は、2005年は約1万2千台(前年比135%)、2006年は約2万台(前年比167%)の見通しで、今後も更なる拡大が見込まれる。Hondaはペルーの拡大する需要に応えるため、2007年より二輪車の現地生産を開始する。
HSPの資本金は200万USドルで、セルバ(アマゾン)地域に位置する。敷地面積は3万m2、建屋面積は6,500m2で、新工場の生産能力は年間25,000台である。2007年後半に第一モデルNXR125の生産を開始する予定。工場は、建屋と設備の増設により、年間生産能力100,000台まで拡大可能となっている。
Hondaは、今後も魅力的な商品をタイムリーに供給することで、市場のニーズに応えていく。
<ホンダ・デル・ペルー・エス・エー(Honda del Peru S.A.)概要>
設立 : 1974年1月
稼動開始 : 1976年10月
本社所在地 : ペルー共和国リマ
資本金 : 1,252万USドル
出資比率 : 本田技研工業(株) 100%
代表者 : 社長 柴崎 輝美(シバサキ テルミ)
事業内容 : Honda二輪車、四輪車、汎用製品の輸入・販売
従業員数 : 71名(2006年10月末現在)
<ホンダ・セルバ・デル・ペルー・エス・エー(Honda Selva del Peru S.A.)概要>
設立 : 2006年9月
稼動開始(予定) : 2007年後半
本社所在地 : ペルー共和国ロレト州イキトス市
資本金 : 200万USドル
出資比率 : Honda del Peru S.A. 100%
代表者 : 社長 柴崎 輝美(シバサキ テルミ)
事業内容 : Honda二輪車の製造
年間生産能力 : 25,000台
従業員数(予定) : 34名(稼動開始時)
主な生産機種 : NXR125