ホンダ、正弦波インバーター搭載超低騒音発電機「ＥＵ５５ｉｓ」を発売
正弦波インバーター搭載超低騒音発電機「ＥＵ５５ｉｓ」を発売
Ｈｏｎｄａは、単相※１１００Ｖ／２００Ｖの同時出力が可能な超低騒音タイプの大出力発電機「ＥＵ５５ｉｓ」（定格出力５．５ｋＶＡ）を、１２月１日より日本のＨｏｎｄａ汎用製品取扱店から、また北米と欧州においても２００７年１月より順次発売する。
「ＥＵ５５ｉｓ」は、Ｈｏｎｄａ独創の正弦波インバーター技術の採用により、高品質の電力供給、コンパクト化や低騒音化を実現。業務用や非常用として好評を得ている単相１００Ｖ／２００Ｖ同時出力も可能としている。さらに、エンジン室の二重防音構造をはじめ、吸気・排気音の大幅な低減を可能にした吸気室・エンジン室・排気室の３室分離構造システムによる冷却と防音対策によりクラストップ※２の低騒音化を実現、同出力クラスの水冷エンジン搭載防音型発電機※３に対し音響パワーレベル※４を約３デシベル※５軽減している。コンピューター関連機器、非常用電源やレジャーなど、より幅広い用途に加え、大型電動工具や２００Ｖ家電などの各種大型電気機器の使用を可能としている。
Ｈｏｎｄａは、１９９８年に独自の正弦波インバーター技術を採用し、高品質な電気を供給する小型・軽量発電機ＥＵ９ｉ／ＥＵ２４ｉ／ＥＵ２８ｉｓ（定格出力９００ＶＡ／２．４ｋＶＡ／２．８ｋＶＡ）を次世代型超低騒音発電機シリーズとして発売。以来同シリーズはラインアップを拡大し、世界累計販売台数は１００万台を超え※６、大変好評を得ている。
今後は、より高品質で高出力な発電需要に応える単相１００Ｖ／２００Ｖ同時出力対応の「ＥＵ５５ｉｓ」の投入により、オール電化住宅の非常用電源などの新たな市場の拡大をめざす。
※１ 単相…一般家庭などで使用されるもっとも基本的な交流電源 ２本の電線で供給される
※２ 定格出力４．５ｋＶＡ～５．５ｋＶＡの４ストロークエンジン搭載発電機 Ｈｏｎｄａ調べ
※３ ＥＸ５０００
※４ ＩＳＯ３７４４に基づく、機械のもつ音響パワーレベル（ＬｗＡ）
※５ １／２負荷時 社内測定値
※６ １９９８年４月～２００６年３月末
●販売計画台数（年間・全世界）
８，０００台
●メーカー希望小売価格
ＥＵ５５ｉｓ ５５６，５００円（消費税抜き本体価格 ５３０，０００円）
●「ＥＵ５５ｉｓ」の主な特長
○超低騒音
・エンジン室の二重防音構造に加え、吸気室、エンジン室、排気室の３室分離構造システムによる冷却と遮音性の向上や、吸気から排気までの空気の流れをスムーズにする集中吸排気システムの採用による吸気・排気音の大幅な低減などにより、同出力クラスでトップ水準の低騒音を実現。１／２負荷時の音響パワーレベルの比較において、同出力クラスの水冷エンジン搭載防音型発電機ＥＸ５０００に対し約３ｄＢ（Ａ）、また同出力クラスの開放型インバーター搭載モデルＥＭ５５ｉｓに対し約７．５ｄＢ（Ａ）、さらに定格負荷時では約９ｄＢ（Ａ）の低減を達成している。
・国土交通省指定の低騒音基準の「超低騒音型建設機械」の型式指定を取得。
○小型・軽量
・Ｈｏｎｄａ独自の小型高効率発電システム「高速多極オルタネーター」の採用により、ＥＸ５０００に対し約３３％※１の小型化と３４％※２の軽量化を実現。
※１ 体積比較
※２ 乾燥重量比較
○低燃費
・単相１００Ｖ／２００Ｖ同時出力対応のデュアルボルテージ機構、高効率インバーター変換とエコスロットルの採用により、使用機器の電力に対してエンジン回転数を最適に自動制御。ＥＸ５０００に対して２０％※以上燃費を向上。
※１／４負荷時 エコスロットル作動
○高品質な電気出力
・商用電源並みの高品質な電気供給と大出力を可能にし、コンピューター関連機器、情報通信機器、測定器、ＩＨ調理家電などにも対応。
○運転状況がひと目でわかる＜モニター＞
・液晶表示機能＜モニター＞により、積算運転時間、出力、エンジン回転数、簡易自己診断機能、バッテリー電圧をリアルタイムで表示。
○優れた機動性
・ワンタッチ可倒式のハンドルと大径移動車輪を標準装備し、スムーズな移動が可能。
●主要諸元 名称 ＥＵ５５ｉｓ
※添付資料を参照
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