住友金属鉱山と住友商事、豪州ノースパークス鉱山で新規鉱体を開発
豪州ノースパークス鉱山における新規鉱体の開発について
住友金属鉱山株式会社(東京都港区社長:福島孝一)と住友商事株式会社(東京都中央区社長:岡素之)は、英国のリオ・ティント社(CEO:リー・クリフォード)と共同で操業中のノースパークス鉱山(豪州ニューサウスウェールズ州)において新たな鉱体(E48鉱体)を開発することを決定しました。開発費用総額は212百万豪ドルであり、この内住友金属鉱山と住友商事は豪州子会社を通じそれぞれ28百万豪ドル(13.3%)、14百万豪ドル(6.7%)を負担します。
ノースパークス鉱山は、1994年から銅・金鉱床を採掘し銅精鉱を生産しています。同鉱山では、現在稼行中のE26鉱体に次ぐ採掘対象としてE48鉱体の開発を検討してまいりましたが、この程開発に着手することになりました。可採鉱量は約35百万トン、含有銅品位1.04%、金品位0.46g/tと推定しています。採鉱法はE26 鉱体と同じくブロックケービング法を採用します。またE48鉱体はE26鉱体に近く、立坑などの既存のインフラを利用することができます。今後ニューサウスウェールズ州政府の開発許可を取得した後工事に着手し、2009年4月に採掘を開始する計画です。
本件開発によりノースパークス鉱山は、鉱山寿命が2009年から2016年まで7年間延長されます。
以上