日本産業機械工業会、10月の環境装置受注状況を発表
平成18年10月 環境装置受注状況
本月の受注高は、592億9,300万円で、前年同月比113.9%となった。
1.需要部門別の動向(前年同月との比較)
(1)製造業
化学向け排煙脱硫装置、機械向け産業廃水処理装置、その他製造業向け水質汚濁防止装置関連機器の増加により165.8%となった。
(2)非製造業
その他非製造業向け事業系廃棄物処理装置、ごみ処理装置関連機器の増加により134.9%となった。
(3)官公需
都市ごみ処理装置の増加により105.4%となった。
(4)外需
排煙脱硫装置、排煙脱硝装置、水質汚濁防止装置関連機器の増加により248.7%となった。
(なお、外需は月により変動が大きい。)
2.装置別の動向(前年同月との比較)
(1)大気汚染防止装置
化学、海外向け排煙脱硫装置、海外向け排煙脱硝装置、機械向け排ガス処理装置、その他製造業向け大気汚染防止装置関連機器の増加により154.5%となった。
(2)水質汚濁防止装置
官公需向け下水汚水処理装置、汚泥処理装置の減少により77.9%となった。
(3)ごみ処理装置
官公需向け都市ごみ処理装置の増加により173.1%となった。
(4)騒音振動防止装置
官公需向け騒音防止装置の増加により145.5%となった。