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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.25.Mon
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2007'05.18.Fri

コグノス、BI製品を東芝テックが海外拠点の情報共有に向け導入

東芝テック、コグノスのBI製品を活用して海外現地法人との情報共有強化を推進

~2008年までにグローバルな情報の可視化を実現し、企業の競争力を強化~


【2006年12月12日】 ビジネス・インテリジェンス(BI)およびパフォーマンス・マネージメント(PM)ソリューションのリーディング・カンパニーであるコグノス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:フォレスト・パーマー)は、東芝テック株式会社(本社:東京都品川区、取締役社長 前田 義廣、東証一部上場:証券コード 6588)がグローバルな情報共有化戦略の基盤技術としてコグノス製品の導入を決定し、2008年度までに画像情報通信カンパニーの全グループでBIシステムを稼動予定であることを発表しました。現在、2009年3月までに本格稼動を目指し、部署ごとに段階的に稼動を開始しており、トータルな情報の可視化を推進しています。

 海外現地法人における売上比率の高い東芝テック(株)画像情報通信カンパニーでは、世界14ヶ国、59拠点にものぼる海外現地法人との情報共有が必須であるとし、2001年よりグローバルな情報の可視化を目指して、統合業務パッケージ(ERP)の標準化とグローバルなサプライチェーン管理(SCM)の強化を推進してきました。現在は各拠点でのERPシステムの導入が完了し、商品の在庫情報から物流・販売情報にいたるまで大量データの処理を行っています。次のステップでは、在庫や供給サイクルなどの管理を行うグローバルSCM構築の一環として、BI技術による情報活用を目指しています。

 従来、東芝テックではERPからPCサーバーにデータを転送し、必要に応じてデータを各自のPC上でExcelを活用して加工していましたが、Excelベースでは多角的なデータの加工が難しく、全社的な情報共有も困難であるため、2003年からグローバルに柔軟な多次元データ分析の可能なBI製品の採用を検討していました。

 複数のBI製品を実機環境でテストした結果、約40項目での比較において最高得点を計上したコグノス製品の導入を決定し、これをもとに2005年にはグローバルでのコグノス製品導入の契約を締結しました。テスト結果では、コグノスの多次元分析ソフトウェアとレポーティング・ソフトウェアがERP上の大量のトランザクション・データを高速かつ柔軟に分析/レポート可能であり、ユーザー・インターフェイスにも優れていることが採用の決め手となりました。また、北米における同社現地法人であるTOSHIBA AMERICA BUSINESS SOLUTIONS,INC. や欧州のフランス、イギリス、ドイツ各拠点ですでに採用されていた実績も、グローバルでのコグノス製品採用の大きな理由のひとつとなりました。

 コグノス製品の導入の背景について、東芝テック(株)画像情報通信カンパニー IT推進室室長の中村 耕治 氏は、次のように説明しています。
 「一般社員を含むチームで複数のBI製品をテストしたところ、GUIの美しさ、操作性のよさ、大量のデータを扱ったときの処理の軽快さといった点で、コグノス製品が高く評価されました。従来は月次でしか把握できなかったさまざまな要因が素早く可視化され、一部の担当者にしか分からなかった問題がより多くの関係者に把握されることで、これまでにない新しい改善策が生まれることを期待しています。」

 現在、東芝テックではコグノス製品を利用したSCM構築により、グローバルな在庫管理や売上情報などを共有し、さまざまな角度から分析・活用しています。今後は、MFPアフターセールス統括部におけるサポート情報や品質保証統括部におけるクレーム情報などの共有・分析を予定しています。さらに2008年中には、需給情報の共有から通算損益の把握まで、経営判断に関わる戦略的な情報活用を実現し、国内だけでなくグループ全体でのバリューチェーンの形成によって、企業競争力のさらなる強化を目指します。


東芝テック株式会社について
 POSシステムやレジスターを扱う流通情報システムカンパニー、デジタル複合機MFPを扱う画像情報通信カンパニー、クリーナーや健康機器を扱う家電事業推進部の3事業部門から構成されます。3つの事業領域で、ビジネスやくらしに快適さ、便利さ、効率性をもたらすソリューションを提供しています。 http://www.toshibatec.co.jp/

コグノスについて
 コグノスは、ビジネス・インテリジェンスとパフォーマンス・マネージメントの世界的リーダーとして、企業プラン、財務・業績の把握・管理をサポートする世界クラスのプランニングおよびBIソフトウェアを提供しています。コグノスは、顧客に完璧なパフォーマンス・システムを提供するため、技術、分析アプリケーション、ベストプラクティス、広範なパートナーのネットワークを提供します。コグノスのパフォーマンス・システムは、企業のERP、パッケージ・アプリケーション、およびデータベースに蓄積された情報を最大限に活用できる、オープンかつ適応可能なソリューションです。顧客は、「現状はどうなのか」「なぜ、順調なのか、順調でないのか」「それについてどうすべきなのか」、といった質問に答えられるようになり、将来のビジネス戦略の計画を行う一方で、パフォーマンスの現状を把握し、モニターすることが可能となります。コグノスの顧客は135カ国以上、2万3,000社を超え、そのうちのトップ100社は一貫して市場指数を超える業績を達成しています。コグノスのパフォーマンス管理ソリューションとサービスは、ワールドワイドで3,000社以上のパートナーおよびリセラーからも購入できます。詳しくは、コグノスのホームページ http://www.cognos.co.jp をご覧下さい。


 Cognos、Cognosロゴは、米国および/またはその他の国々におけるコグノス社の登録商標です。
 本文中に記載の社名、製品名はすべて各社の商標または登録商標です。

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