メディアスティック、携帯電話を使ったフィッシング対策ASPサービスの提供を開始
携帯電話でWEBサイトの真贋を判別
世界初、新概念のフィッシング対策ASPサービスを開始
メディアスティック株式会社(代表取締役社長:宮内淑子、東京都渋谷区広尾、以下メディアスティック)は、本日、携帯電話でWEBサイトの真贋を判別できる新概念のフィッシング対策を発表、販売を開始しました。本「フィッシングサイトチェックASPサービス」(以下、本サービスという)は、■(※1)出版社グループの一員であり、こだわる大人のための趣味と生活のポータルサイトとしてオンラインショッピングも提供する株式会社サイドリバー(代表取締役社長:横尾隆義、東京都世田谷区用賀)に採用されました。
電子メールやその他の方法で、金融機関やECサイトなどを装った偽サイトに誘導し、ユーザID、パスワード、氏名、住所、メールアドレス、電話番号、銀行口座番号、クレジットカード番号などの個人情報を詐取するフィッシング犯罪は後を絶たず、インターネットの安全性を向上する上で企業は何らかのフィッシング対策を実施することが不可欠になってきています。
メディアスティックでは、高い安全性と優れた利便性を両立させるため、これまでに培ったモバイルとセキュリティに関する特許技術をベースに、ユーザのパソコンにソフトウェアをインストールすることなく、簡単にWEBサイトの真贋を判別できる新しいフィッシング対策を開発、ASPでの提供を開始しました。
本サービスを利用する企業は自社WEBサイトを若干変更し、メディアスティックが提供するMSコード(暗号化されたQRコード)を表示させます。ユーザは携帯電話の標準バーコードリーダでMSコードを読み取ると、本物のサイトであればあらかじめ登録しておいた自分しか知りえない「合言葉」が携帯電話に表示されます。フィッシングサイト(偽物のサイト)の場合には「合言葉」が表示されず、ユーザはサイトの真贋を判別することができます。また、表示されるたびにメディアスティックのMSコード生成サーバでユニークなMSコードを生成します。
株式会社サイドリバー様では、同社が提供する、こだわる大人のための趣味と生活のポータルサイト(http://www.sideriver.com/)において、安全性の向上と充実を図るためメディアスティックのフィッシング対策ソリューションを導入しました。サイトの会員が安心してショッピングできるよう、ログイン時等にメディアスティックのMSコードが表示され、いつでもサイトの真贋を判別できるようになります(1 月公開予定)。
メディアスティックでは、このフィッシング対策ソリューションを金融機関系やECサイトを中心にASPで提供し、今後1年間に100社の受注を目標にしています。
■本サービスには、以下の2通りの価格体系を用意しています。
1.メディアスティックロゴ・バージョン
サイト認証後のパソコン画面および携帯画面にメディアスティックのロゴを使用します。
・初期導入費用 : 18万円
・登録更新料 : 18万円(1年ごと)
・年間使用料 : 無料
・ユーザ数 : 10万ユーザまで
2.自社ロゴ・バージョン
サイト認証後のパソコン画面および携帯画面にメディアスティックのロゴを使用します。
・年間使用料 : 120万円/年(10万ユーザまで)
240万円/年(30万ユーザまで)
480万円/年(ユーザ数無制限)
■メディアスティック株式会社について
メディアスティックは、国内外で取得した数々の特許をベースに、個人情報保護強化技術を世に送り出すべく、2000年6月に設立されました。当初3年間、3回に亘る経済産業省などのプロジェクトを通し、モバイルとセキュリティに関連する技術を蓄積、現在セキュリティソリューション、マーケティングソリューションをASP およびライセンス販売で提供しています。
( http://www.mediastick.co.jp )
■印の*1:木へんに「世」の文字です