アサヒ、発売20周年記念に新容器の「アサヒスーパードライ スリムボトル缶」を発売
2007年 『アサヒスーパードライ』
さらなるお客様満足を追求するトータル・マーケティング活動“Challenge 2007”を展開
~発売20周年を迎えるスーパードライの新たなる挑戦~
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田 伍)は、2007年、ビール主力商品『アサヒスーパードライ』が、発売20周年を迎えるにあたり、選ばれ続ける理由である“ブランドの価値”をいっそう磨き、さらなるお客様満足を追求するトータル・マーケティング活動“Challenge 2007”を展開します。2007年の一年間、『スーパードライ』は、これからも“挑戦”し続けるブランドとして、ビールならではの満足感・品質感を強化する活動と、お客様とのすべての接点で魅力ある情報を発信し続けることで、日本を代表するビールブランドとして、ビール市場を牽引していきます。
『スーパードライ」は、1987年3月17日の発売以来、初の“辛口”ビールという新しい味わいが多くのビール通のお客様に支持され、2006年まで18年連続年間売上箱数が1億箱を超えるビッグブランドに成長しました。また、徹底的な鮮度向上の取り組みにより、ビールに「鮮度」という概念を提案するなど、業界に先駆けた新しい挑戦を続けることで、ビール市場においてますます大きなご支持を頂戴しています。
アサヒビールは、次の20年へ向け選ばれ続けるビールブランドとして『スーパードライ』のさらなる品質向上への挑戦や新しい価値のご提案を続け、全社員全部門でお客様のご満足にお応えしていきます。
【 選ばれ続ける理由である“ブランド価値”をいっそう強化する取り組み 】
アサヒビールが、ビール類市場のブランドや飲用動向について行っている定点調査において、『スーパードライ』は、味や品質についてたいへん高い評価をいただいており、近年もその数値は上昇しています。
発売以来ご支持をいただいている「洗練されたクリアな味・辛口」のうまさを、『スーパードライ』を楽しむすべてのシーンで最高の状態に近づけるため、全部門の活動として向上に努めてきた「鮮度」活動、業務用市場における「うまい樽生!」活動をさらに一段高いレベルに引き上げます。
それにより、これからも選ばれ続けるブランドとして、お客様のご支持いただく理由である“ブランドの価値”をいっそう強化していきます。
1.さらなるうまさをお届けする「鮮度」「品質」活動について
■店頭鮮度向上活動の徹底
アサヒビールでは、1986年の『アサヒ生ビール』発売以来、「鮮度は品質である」という考えのもとビールの鮮度管理活動を開始し、1992年からは生産、物流から営業まで全部門が連携した鮮度向上活動である「フレッシュマネジメント活動」に取り組みを進化させました。以来、製造後工場出荷までの日数や製造後店頭までの日数削減を進め、現在、『スーパードライ』の製造後工場出荷までの日数は3日台を達成しています。
2007年、さらなる店頭鮮度向上を目指し、流通チャネル各層と一緒になった活動を実施し店頭までの日数の削減に努めるとともに、量販店を中心とした小売店店頭において製造後30日を超えた商品をゼロに近づけることを目指します。
■『アサヒスーパードライ鮮度実感パック』の展開
ビール工場で飲む“できたてのうまさ”を家庭でも実感していただくこと、また小売店店頭での鮮度向上活動を促進することを目的に、量販店を中心に展開している『スーパードライ鮮度実感パック』。2007年も、本年に引続き、製造後3日以内の『スーパードライ』を、全国(沖縄県をのぞく)で、毎月1回、数量予約発売します。
2007年は、量販店での取扱い間口を、本年に対し2割増となる3万店を目標に拡大するなど、より積極的な展開を行います。
■「店頭鮮度セミナー」を全国200カ所で開催
広くお客様に接することのできる量販店店頭を活用し、イベント形式で、お客様にビールの品質管理やご家庭でおいしく楽しんでいただくための秘訣を説明する「店頭鮮度セミナー」。本年初めて展開し、実施店では新しい形のインショップイベントとして大変好評をいただいています。
本年50ヶ所で開催した「店頭鮮度セミナー」を、2007年は、内容をさらに充実させるとともに、その実施規模を大型量販店を中心に全国200カ所と拡大し、店頭でビールの品質訴求を強化します。
■“スーパー鮮度製法”で、ビールづくりからも鮮度を向上
アサヒビールでは、できたてのビールのうまさをお届けするため、お客様が飲まれるまでのリードタイムの短縮のみならず、品質の劣化につながる原因物質の生成を抑制する生産工程での新しい技術の開発と導入に取り組んできました。“スーパー鮮度製法”とは、新たな麦芽製造法の開発、工場におけるあらゆる工程で酸素との接触を抑え込む技術導入など、原料調達から仕込み、発酵、貯酒、ビール充填工程まであらゆる過程で、酸素との接触を徹底的に押さえ込み「酸化臭味の指標となる物質(トランス2ノネナール)」を減少させるアサヒビール独自の取り組みです。
これまでの取り組みにより、2005年までに、当社ビール中の酸化臭味の原因物質を2000年実績に対し半減させることに成功しています。2007年、さらなる「スーパー鮮度製法」の進化を進め、ビールづくりの面からも「鮮度」の向上に挑戦していきます。
■業務用市場における、樽生ビール品質向上活動:「うまい樽生!」活動の強化・徹底
アサヒビールは、2003年より、樽生取扱い飲食店と力を合わせ、樽生ビールを最高においしい状態でお客様に飲んでいただくことを目指す「うまい樽生!」活動を展開してきました。
2007年以降は、この活動をさらに一段上のレベルに引上げ、アサヒ樽生ビール扱い店全店を対象に「うまい樽生店」化を進めます。
具体的には、全国で飲食店向けに開催している「樽生クオリティセミナー」に新たに樽生ビール取扱い指導者となるための「テクニカルコース」を新設するとともに、全国でセミナー開講数を増加させます。また、樽生取扱い店へのきめ細やかなサポートにつなげるため、アサヒビールの業務用営業担当者全員に社内資格「樽生インストラクター」を取得させ、“樽生のプロ”の育成体制を強化します。
そうしたサポート体制を強化した上で、樽生取扱い店にセミナー受講の促進と「うまい樽生!」を提供のためのマニュアルDVDを送付し、取扱い店のうまい樽生店化を進めます。2007年は、現在全国で9万5千店の“うまい樽生取扱い店”を、11万店に増加させることを目標とします。
さらには、樽生品質を向上させる画期的なディスペンサーなど新たな樽生機具の開発を進め、順次市場での展開を行います。
2.『アサヒスーパードライ』から、新しい飲用シーンを提案する新容器の発売
■『アサヒスーパードライ スリムボトル缶350ml』を新発売
発売20周年を記念して、『スーパードライ』からの新たなビール飲用シーンを提案する、スリムで斬新なデザインの新容器『アサヒスーパードライ スリムボトル缶350ml』を2007年3月以降、全国のお客様に向けて販売地域を順次展開し、数量限定で新発売します。
これまでになかったロングネック形状のアルミ製ボトル缶を採用し、格好良く『スーパードライ』を楽しんでいただくスタイルを、特に20~30代の若い世代に提案していきます。
<『アサヒスーパードライ スリムボトル』発売概要>
商品名:アサヒスーパードライ スリムボトル缶350ml
発売日:2007年3月以降順次展開予定
※2007年限定、数量限定(発売エリアは順次全国展開)
価 格:希望小売価格は設定していません。
価格体系は、現行の『スーパードライ缶350ml』と同じ。
販売目標:100万箱(1箱は、350ml缶X24本の実数)
*以下、詳細は添付資料をご参照ください。