シマンテック、ITインフラ遠隔管理オペレーショナルサービス7種類を提供
シマンテック、新たな運用/常駐サービスモデルを発表
顧客企業のベストプラクティス実施や、効率性向上、ITリスク管理に貢献
アジア太平洋および日本市場に対し、
ITインフラ遠隔管理オペレーショナルサービス7種類を提供
シマンテック コーポレーション( Nasdaq : SYMC、以下、シマンテック、日本法人:東京都港区、代表取締役社長:木村 裕之 )は本日、Symantec Global Consulting Services部門から2つの新しいサービスモデル、Symantec Operational Services(シマンテックオペレーショナルサービス)とSymantec Residency Services(シマンテックレジデンシーサービス)を発表しました。これにより、全世界に向けた3種類の運用/常駐サービスのほか、アジア太平洋および日本地域向けに7種類のITインフラ遠隔管理(RIIM)オペレーショナルサービスを提供開始します。この一大サービス体系によって、法人顧客は多種多様なITインフラ管理サービスの選択肢が広がるため、ベストプラクティスを実践し、効率性を高めるとともに、最終的には総合的なITリスク管理状況の改善が可能となります。
IDCのプログラムディレクター、ダグ チャンドラー(Doug Chandler)氏は次のように述べています。「ITインフラ管理にまつわるリスクレベルの増大に伴い、顧客のニーズも進化を続けています。全面的なアウトソースには関心がない多くの企業組織でも、セキュリティやアベイラビリティに関する重要なITプロセスの管理を支援できる戦略的なITコンサルティングパートナーと、長期的な関係を構築することを望んでいます」。
Symantec Operational Servicesを利用することで、重要なIT業務のアウトソース化が可能となります。顧客企業個々のニーズに合わせて作り上げたサービスレベル契約によって、シマンテックの経験豊富なエキスパートに煩雑な作業を任せられるのです。このサービスは、顧客施設内でも、リモートでも、両者の組み合わせによってでも利用することができます。
Symantec Residency Servicesは対照的に、顧客企業のITスタッフに知識豊富なシマンテックの専門家を参加させるもので、料金はコンサルティングフィーが基本となります。常駐スタッフには「エグゼクティブ」「エキスパート」「テクニカル」の3レベルがあり、顧客企業は補強したいスキルの種類とレベルを柔軟に選ぶことができます。
どちらのサービスモデルでも、顧客企業はシマンテックの有する自社/他社製品に関する深い専門知識を利用できます。そのため、ヘテロジニアス環境の管理に伴う手間とコストを節約し、パフォーマンスを高め、関連ITリスクも大きく抑えることができます。
シマンテックのアジアパシフィック&ジャパン、コンサルティングサービス本部、マイルス バートン(Miles Batten)は次のように述べています。「企業は、ますます複雑になるIT問題を処理する、新しい方法を求めています。複雑なIT環境の管理、コンプライアンス義務の遵守、人やプロセスにまつわるさまざまなITリスクへの対応と、必要コストはかさむばかりです。シマンテックのサービスを利用することで、ベストプラクティスを身につけた経験豊富な専門家に主要な作業を安心して任せるとともに、ビジネス目標に直結した戦略的に重要な仕事に対し、再度内部のリソースを振り分けることができます」。
<新たに提供されるサービス>
シマンテックが最近スタートしたグローバルなサービスとして、
・Symantec Data Protection Operational Services、
・Symantec Data Protection Residency Services、
・Symantec Antivirus Residency Servicesの3つがあります。
●Symantec Data Protection Operational Services(データ保護運用サービス)は、シマンテックのコンサルタントがすべてのバックアップおよびリカバリ作業を管理し、24時間態勢のリモートモニタリングならびに警告サービスを行ない、法人顧客のミッションクリティカルなデータに対してエンドツーエンドの保護とリカバリを行なうものです。
●Symantec Data Protection Residency Services(データ保護常駐サービス)の内容は、バックアップおよびリカバリのためのインフラ管理、データ保護態勢の評価、重大インシデントの分析/予防、緊急対応プランの実施などです。
●Symantec Antivirus Residency Services(ウイルス対策常駐サービス)は、シマンテックの比類ないセキュリティ技術を活用するもので、データキャプチャ、インシデント処理分析、ベンチマーキング、傾向分析、カスタマイズされたレポーティング、総合プロジェクト管理を行ないます。
さらに、アジア太平洋/日本地域では新たに7種類の新しいITインフラ遠隔管理(RIIM)オペレーショナルサービスがスタートしました。
1.アンチウイルス : 顧客企業のデスクトップ、ラップトップ、モバイル機器にインストールされたウイルス対策製品を全ライフサイクルにわたって管理するサービスです。
2.Webコンテンツフィルタリング :
不適切なコンテンツ、悪意のあるコンテンツといったリスクを管理するとともに、従業員のブラウザ使用も管理します。
3.メールセキュリティ :
企業の重要ビジネスツールのひとつである電子メールについて、マルウェアやスパムの脅威を抑制します。
4.パッチ管理 :
システムパッチを管理する継続的なサービスで、重要な業務システムを脆弱性や悪意のある脅威から守ります。
5.メールアーカイビング :
業務関連の電子メールをすべてアーカイブ化し、大量のメール内容をコスト効率よく保管します。
6.メール監視 :
あらゆる業務関連メールの検索作業を管理し、メール内の企業知的資産を容易に引き出せます。
7.バックアップおよびリカバリ :
ハードウェア/アプリケーション環境の種類を問わず、あらゆるバックアップおよびリカバリ作業を管理します。
<提供時期/提供方法>
現在すでに、3つのグローバルサービス(Symantec Data Protection Operational Services、Symantec Data Protection Residency Services、Symantec Antivirus Residency Services)と、アジア太平洋/日本地域向けの7種類のリモート運用管理サービス(アンチウイルス、Webコンテンツフィルタリング、メールセキュリティ、パッチ管理、メールアーカイビング、メール監視、バックアップおよびリカバリ)が利用可能です。2007年中には、さらに各種の運用サービス、常駐サービスが世界的にスタートする予定です。
■Symantec Consulting Servicesについて
Symantec Consulting Servicesは、フォーチュン500企業の95%以上にサービスを提供し、情報やITインフラのセキュリティとアベイラビリティを向上させ、維持してきた実績があります。世界合計900人を超えるコンサルタントを擁するシマンテックは、60以上の国々でコンサルティングサービス事業を展開し、年間契約数は4,000件に達しています。
以上
■シマンテックについて
シマンテックは、個人および企業ユーザーに、情報のセキュリティ、アベイラビリティ、および完全性を実現するためのソリューションを提供する世界的リーダー企業です。カリフォルニア州クパティーノに本社を置き、世界40カ国に拠点があります。詳細は www.symantec.com/jp をご覧下さい。
*Symantec社の名称、ロゴ、は、米国Symantec Corporationの米国内およびその他の国における登録商標または商標です。
*その他製品名などはそれぞれ各社の登録商標または商標です。