三井不動産、東京駅八重洲口の超高層タワー「グラントウキョウ ノースタワー(I期)」を上棟
首都東京の新しい「顔」を創る、東京駅八重洲口開発事業
グラントウキョウ ノースタワー(I期) 上棟
三井不動産株式会社は、東京駅八重洲口において、東日本旅客鉄道株式会社、株式会社国際観光会館、鹿島八重洲開発株式会社、新日本石油株式会社と共同で東京駅八重洲口開発事業を進めておりますが、本日、当社、東日本旅客鉄道株式会社および株式会社国際観光会館が所有する地上43階建ての超高層タワー「グラントウキョウ ノースタワー(I期)」が上棟いたしましたのでお知らせいたします。なお竣工は、平成19年10月末日を予定しております。
東京駅八重洲口開発事業は、業務・商業・交流機能の再整備及び拡張により、人・地域・社会・環境・歴史・ビジネスをつなぐ結節点として、将来的な八重洲・日本橋地区の開発拠点となるべく都市の再生 および地域の活性化を目指しております。今回の開発にあたっては、特例容積率適用区域制度による 東京駅丸の内駅舎の未利用容積を移転、活用。首都東京の新しい「顔」となるにふさわしいグランドデザインを実現しました。
また「グラントウキョウ ノースタワー」とあわせて開発を進めている「グラントウキョウ サウスタワー」とは、建物外観を高透過ガラスを用いたクリスタルデザインで統一。建物同士をダイナミックで軽快な大屋根「グランルーフ」で結び、並行して行われている駅前広場の整備と合わせ、活気と潤いのある空間を創出します。
オフィスフロアでは、すべてのオフィス基準階で天井高を2,950mmとするとともに、ガラスカーテンウォールの採用により優れた眺望を確保するなど、快適なオフィス空間を提供いたします。
また、オフィス照明の自動調光制御システムの導入や、エアフローウィンドウ(※1)採用による冷暖房負荷の低減など省エネルギー対策を図るなど、高い環境性能を確保していきます。
オフィステナントに関しては、大和証券グループの入居が決定するなど、テナント営業も大変順調に推移しております。また、地下1階から13階の低層部分には「大丸東京店」が既存鉄道会館ビルより移転し、大人の感性を刺激する高感度なデパートメントストアとして新たにオープンすることが決定しております(平成19年11月(I期)オープン予定)。
三井不動産は、「グラントウキョウ ノースタワー」のオフィス部分の一部を所有するとともに、東日本旅客鉄道株式会社および株式会社国際観光会館所有床のマスターリース業務(一括転貸)を受託し、オフィス部分および全体共用部分のプロパティマネジメント業務(運営管理)を受託いたします。「ワーカーズファースト~働く人に一番の場所であること」の理念に基づいた、オフィスビル事業の推進を通して、21世紀の東京の新しい玄関口となる八重洲口の更なる発展に寄与してまいります。
以上
(※1)エアフローウィンドウ
二重ガラスの間に室内余剰空気を通過させ、外部に排気することで、大きな透明ガラス外装により自然光を積極的に取り込みながらも、外部温熱負荷の影響を低減し、省エネルギーと室内温熱環境を良好に保ちます。
<添付資料>
1.物件概要 2.外観パース 3.位置図等