国際航業、ジャスミンソフトと「住所正規化コンバータ For PAREA」を発売
『住所正規化コンバータ For PAREA』リリースのお知らせ
国際航業株式会社(東京都千代田区、社長:田二谷正純、以下国際航業)は、株式会社ジャスミンソフト(沖縄県うるま市、代表取締役社長:贄 良則、以下ジャスミンソフト)との共同開発による『住所正規化コンバータ For PAREA』を12月21日より販売開始しました。
これは、ジャスミンソフトが提供する顧客住所情報の自動クレンジング処理およびジオコーディング処理アプリケーション「住所正規化コンバータ」に、国際航業が販売する住所ポイントデータ「PAREA-Address」を対応させた最新バージョンの製品です。
日本の複雑な住所表記の「ゆれ」を解決するツールとして数多くの販売実績を誇る「住所正規化コンバータ」と、号・番地までのアドレスマッチングや小字表記までの正確な住所クレンジングを可能にする「PAREA-Address」を組み合わせることで、GISベンダー・GISコンサルタントとしての国際航業のノウハウを結集したジオコーディングアプリケーションを提供してまいります。
【製品名】
「住所正規化コンバータ For PAREA」
※"PAREA"(パレア)とは、国際航業が販売する地図データベースの総称です。
【製品の特徴】
1.住所表記の「ゆれ」を統一表記に変換します。日本の住所表記ゆれは大別すると「丁番地」「地名」「異体字」「通り名」「市町村合併」「省略表記」などとなります。住所正規化コンバータはこれらのゆれを解釈します。
2.統一表記された住所を、「都道府県」「市区町村」「地名」「番地」「建物」「号室」要素に分割します。さらに「郵便番号」「読みがな」、「住所コード」を付与しますので、マーケティングにおける統計処理などにも活用できるようになります。
3.住所から緯度経度を求めるジオコーディング処理を行ないます。これによってGISの分野でご活用いただくことができます。
4.国際航業が提供する「PAREA-Address」を住所マスタとして用いることで、住所の小字表記解釈の精度向上、町や字に対応した住所コード、号レベルジオコーディングなど、より高い精度の変換を実現します。
5.オプションとして提供するJava APIによりシステム内部からの利用や、パッケージアプリケーションへのバンドル、イントラネット/インターネットのWebアプリケーションとしての利用が可能になります。
※「住所正規化コンバータ For PAREA」ジオコーディング版のみの提供になります。
【製品利用メリット】
・顧客管理システムにおいて、住所文字列による検索精度が大幅に向上
・住所をキーにした顧客データベースの名寄せ処理を実現
・住所入力フォームで、半角数字指定などの面倒な制約が不要
・過去の住所情報も、市町村合併による新地名へ一気に変換
・GISや統計情報を利用したエリアマーケティングやプロモーションへの展開が容易
・ロジスティックシステムにおける精度と効率が向上
【利用企業・団体、サービス】
・小売業、ロジスティック、金融業など、顧客データや施設データをお持ちの企業様すべて
・住所をキーにしたポータルサービスや、地図ポータルサービスへ
・地方自治体における職員・住民向けサービスとして
【製品体系と価格】
パッケージ名 購入価格(税抜)
住所正規化コンバータ For PAREAクレンジング版(全国) ¥368,000
API提供オプション ¥670,000
住所正規化コンバータ For PAREA ジオコーダ版(全国) ¥2,836,000
API提供オプション ¥3,840,000
(1)クレンジング版には、緯度経度情報は含まれていません。住所を正規化するための住所情報のみがパッケージされています。
(2)ジオコーダ版には、号・番地までの緯度経度情報や町や字に対応した住所コードがパッケージされています。
(3)データの収録範囲として、地方版、都道府県版をご用意しております。
【目標販売数】
・企業、自治体をターゲットに、2007年中に100ライセンスの販売実績を目指します。