楽天、グループの複数金融サービスの取引・残高情報を一括表示できるサービスを提供
楽天グループの複数金融サービスの取引・残高情報を一括表示
楽天株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下 楽天)は、12月21日から複数の金融サービスの取引・残高情報を一覧表示できるサービスを開始しました。この新サービスは開始当初、楽天証券と楽天KC、楽天クレジットの取引・残高情報を対象とし、今後、順次拡大する予定です。
複数の金融サービスを利用している楽天ユーザーは、それぞれのIDとパスワードを入力することなく、楽天のIDとパスワードのみで楽天グループ内の3つの金融サービスの残高や利用状況を一覧表示できるようになり、さらに各サービスのログイン後の画面に容易に移ることもできます。
新サービスは、楽天のトップページにある金融関連のコーナー「マネーサービス」の拡充の一環として始めるものです。複数の金融サービスを利用するユーザーが増え、最適な資産配分をしたいというニーズに対応するため、取引・残高情報の一括表示サービスを提供することとしました。
サービスは無料で利用でき、各サイトのログイン情報を登録するだけで利用手続きが済みます。利用者は楽天のIDとパスワードを入力すれば、取引・残高情報が一覧表示できます。
例えば、楽天証券の残高や株式投資情報、楽天KCのクレジットカード利用状況、楽天クレジットの借入れ/支払い状況といった情報を一度にまとめて閲覧できるようになります。また、続けて株式の売買など取引をしたい場合は、改めて各サイトのIDとパスワードを入力することなく、一覧画面にある各サービスのログインボタンを押すだけで、オートログイン機能によりログイン後の画面に飛ぶことができます。
このサービスは、エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:稲村 美一郎、以下 NTTビズリンク)が展開しているアカウント・アグリゲーションサービス「Agurippa(アグリッパ)」の(*注)ASP提供を受けて行います。
複数の取引・残高情報を一覧表示するアカウント・アグリゲーションサービス分野において、実績のあるNTTビズリンクのサービスを採用することで、高い安全性を確保できます。
*注:ASP=アプリケーション・サービス・プロバイダーの略。
アプリケーションソフトを購入して使用する形態と違って、ASPの場合、アプリケーションソフトがASP側のサーバにあり、ユーザーはインターネットを通じてそのソフトを使用する形態を取ります。
以上