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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.26.Tue
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2007'06.04.Mon

米ウェブセンス、ポートオーソリティー・テクノロジーズ社を買収

ウェブセンス、PortAuthority Technologiesを買収
~情報漏えい対策セキュリティ・ソリューションを手がける同社を約9,000万ドルで買収~


 従業員インターネット・アクセス管理ソリューションを提供するウェブセンス(=Websense)は、米国時間12月20日、情報漏えい対策セキュリティ・ソリューションのトップ・プロバイダであるポートオーソリティー・テクノロジーズ(=PortAuthority Technologies, Inc(TM))を、現金約9,000万ドルで買収する契約を締結しました。

 かねてより計画されていたこの買収により、PortAuthority の情報漏えい対策テクノロジと、ウェブセンスの不正コンテンツの識別・分類テクノロジである「ThreatSeeker(TM)」という、2つの予防的なコンテンツ・セキュリティにおける業界リーダーの組み合わせが実現します。この結果、承認なく組織の機密データが使用または公開されることを防ぐと同時に、ユーザとデータを外部の悪意ある脅威から保護することができる、新しいトップクラスのセキュリティ・ソフトウェア企業が誕生します。

 今年9月に締結されたOEMテクノロジ・アライアンスを通じて、ウェブセンスはPortAuthorityと協力して、ユーザとデータを内部および外部の既知および新しい脅威から保護する包括的なセキュリティ・ソリューションを実現するため、「Websense(R) Deep Content Control(TM)」テクノロジを拡張してきました。

 ウェブセンスの「ThreatSeeker(TM)」の不正コンテンツ識別・分類テクノロジとPortAuthority「PreciseID(TM)」のデータ・フィンガープリンティング・テクノロジを統合して、1つの製品として提供することで、従業員が機密情報を企業から持ち出す手段と条件の管理ができるようになります。インターネットの接続先、プロトコル、アプリケーションの豊富な知識に加え、詳細な内部データのフィンガープリンティング技術により、「Websense Deep Content Control(TM)」テクノロジは、Webベースの電子メールの送受信、Webポスティング、インスタント・メッセージ、ファイル転送、ネットワーク印刷など、ネットワークを経由する情報の保護を支援します。さらに、この2つのテクノロジは、統合されたポリシー・エンジンを使用します。個別ユーザではなく、デバイスまたはインターネット・プロトコル・アドレスによって情報を管理し、保護することのできる独自機能を提供します。

 ウェブセンスCEOのジーン・ホッジス(=Gene Hodges)は次のように述べています。「現在の深刻なセキュリティ脅威は、ワームによる電子メール・システムのオーバーロードではなく、企業の極秘情報を盗む人達です。ウェブセンスとPortAuthority は、企業がWebベースの情報窃盗と内部情報の漏えいを防止できるよう支援することでこの問題に対処しています。

 かねてより計画していたこの買収を通じて、ウェブセンスはPortAuthority のテクノロジだけでなく、この業界トップのテクノロジを開発したセキュリティに精通したエンジニアも獲得することになります。ウェブセンスは、この革新的なテクノロジを生み出したPortAuthorityのイスラエルにある研究開発部門を維持し、その才能あるエンジニアを保持することを約束します。」

 データ処理を中心とするコンテンツ管理の市場は拡大の一途をたどっています。IDCはこの市場が2007年に1億9,400万ドル、2009年には4億3,460万ドルまで成長し、年成長率は約50%に達すると予測しています。

 PortAuthorityのCEOのピート・フォーリー氏(=Pete Foley)は次のように述べています。「ウェブセンスとPortAuthority は、情報を内部と外部の双方から保護することで、情報保護という難しい課題に独自の解決策を提供します。ウェブセンスのセキュリティ・ソフトウェア、研究、コンテンツ分類と、当社が誇る情報漏えい対策ソフトウェアの相互作用を考えれば、この買収は両社にとって自然な流れでした。」

 ウェブセンスは、世界中のチャネル・パートナー(これにはPortAuthorityと既に関係のあるパートナーも含まれます)を通じて、情報漏えい対策ソフトウェアを販売することを計画しています。

 ウェブセンスの関連子会社とPortAuthorityの合併を通じて成立するこの買収案に対して、PortAuthority の株主からはすでに同意を得ています。買収合併は標準的な完了条件に基づいて行われ、2007年1月に完了する予定です。取引の終了に伴い、ウェブセンスはPortAuthorityの運転資金約500万ドルと債務400万ドルを含む資産と負債を引き継ぎます。これにより最終的な買収費用は約8,900万ドルになります。この買収によりウェブセンスの一般会計原則(GAAP)に基づかない希釈化後の1株あたり純利益は、2007年は10~15セントとなり、2008年には若干の増加が見込まれます。一般会計原則に基づく将来の純利益に関しては、買収関連費用の概算、および商標権、研究開発途中の製品、その他の無形資産と米財務会計基準書第123号(SFAS 123R)を適用した株式ベースの報酬費に関する買収価格の内訳をまだ算出していないため、現時点では提供することができません。

 PortAuthority Technologies, Inc.に関する詳細は、 www.portauthoritytech.com/ をご覧ください。


ウェブセンスについて
 ウェブセンス(NASDAQ上場、ティッカー:WBSN)は、インターネット・アクセス管理ソリューションの世界トップ企業で、世界2,450万人以上の従業員の保護に貢献しています。Websense製品は、スパイウェア、フィッシング攻撃、ウイルスやクライムウェアなどのWebベースの脅威をプロアクティブに検出し、顧客を保護します。多数のパートナー企業と技術統合している製品との連携によって、ウェブセンスは顧客のネットワークとセキュリティ環境を一層強化します。

 ウェブセンス・ジャパン株式会社は、ウェブセンス社の日本法人で、2001年10月に設立されました。ウェブセンス・ジャパン株式会社については、 www.websense.co.jp をご参照ください。

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