ドコモ・システムズ、「NFC」対応リーダ/ライタ「WB-1SN」を発売
「NFC」対応リーダ/ライタ「WB-1SN」が新登場
~新規格にいち早く対応した最先端の「非接触IC ソリューション」をご提供~
ドコモ・システムズ株式会社(以下:ドコモ・システムズ本社:東京都港区 代表取締役社長:中津川丹)は、2007年2月19日より、近距離無線通信規格「NFC」(Near Field Communication)に対応した非接触型カードリーダ/ライタ「WB-1SN(ダブルビー・ワンエスエヌ)」を販売いたします。販売価格は136,500円(税込)を予定しております。
NFCは、ソニーとオランダNXP Semiconductors(旧Philips Semiconductors)社が開発した短距離無線通信規格で、2003年12月には国際規格ISO/IEC 18092として承認されています。急速な普及を続ける非接触型カード「FeliCa(R)(フェリカ)」「MIFARE(R)(マイフェア)」の両方式と互換性を持つ通信規格として注目を集めており、大規模な実証実験も多く実施されています。
今後は、NFC チップを搭載した家電製品などが増え、それぞれが連携してより利便性の高い生活を実現するIC コミュニケーションがコンシューマー市場にも拡大されていくと予想されます。
◆製品の特徴
1.FeliCaとMIFAREの両方式をサポート
「WB-1SN」の同一シリーズ「WB-1SF」(今年10月16日に販売開始)は、既に30 以上の企業様で約600 台が採用されており、好評を頂いています。「WB-1SF」はFeliCa 一方式のみのサポートでしたが、今回新発売する「WB-1SN」では、FeliCaとMIFAREの両方式をサポートすることが可能となりました。
これにより、アプリケーションの開発者様には、一つの規格に縛られることなく、より自由度の高い最先端のソリューションを構築いただくことができます。
また、ユーザー様には、両方式のサポートにより、これまでにない利便性を実現いたします。
2.携帯電話はもちろん、情報家電などとの連携が可能に
このほか、本機には、NFC 対応機器同士での通信を可能にする機器間通信プロトコルも備えています。
これにより、本機を中心として、携帯電話はもちろん、デジタルカメラやPDA、PC、ゲーム機、家電製品など、さまざまな機器との連携を実現しています。リーダライタ間での情報連携を利用し、各家庭や職場のドア、照明、家電などを制御するなど、システム構築の幅が広がります
◆ドコモ・システムズの取り組み
ドコモ・システムズでは、高付加価値の非接触IC ソリューションを創造し、「いつでも、どこでも、だれとでも、コミュニケーション可能な社会の実現」をテーマに掲げ、プロダクト開発(ハード&ソフト)やソリューション企画・開発を行っています。
今後も非接触IC 技術のパイオニアとして、最新の規格にいち早く対応し、先端技術を取り入れた製品を開発してまいります。
(※製品写真など詳細は添付資料参照)