ルネサステクノロジ、中国事業拡大を目指して中国での販売・応用技術体制を再編
中国事業拡大を目指し中国事業体制を再編
-中国で販売、応用技術を含めた一体運営を開始-
株式会社ルネサス テクノロジ(本社:東京都千代田区、会長&CEO:伊藤 達、以下ルネサス)は、中国市場での事業拡大を目指し、中国での販売・応用技術体制を再編し、2007年1月より新体制下で運営を開始しました。
まず、昨年12月1日付で販売会社の再編を行い、本年1月1日付で応用技術会社を再編し、販売会社と応用技術会社の合計4社について、業務執行役員 山村雅宏(在 上海)が経営責任者を務めて指揮系統を一本化し、一体運営を開始しました。
ルネサスは2003年の設立以来、中国を最重要市場の一つと位置付けています。2004年7月1日に瑞薩半導体管理(中国)有限公司を設立し、中国市場向け事業の管理・調整機能を強化してまいりましたが、今般この体制を一層強化させ、実質的な一体会社として運営する体制をスタートさせました。
これまでは、販売面では、中国本土の華北について上海を本社とする販売会社が、華南について香港を本社とする販売会社が別々に担当し、更に日系顧客向けの販売会社と、他の顧客向けの販売会社を分けて運営してまいりました。一方、応用技術サポート面では、中国に本社を置く応用技術会社と、シンガポールに本社を置く応用技術会社を別々に運営しておりました。
しかし、顧客は、華北・華南の別なく拠点の展開を一層拡大しており、中国市場向けに地域の別なく販売・応用技術両面を統一した運営体制を敷き、販売・応用技術を一体化させた充実したサポートをスピーディーに提供するため、一連の再編を行ないました。
具体的には、同一機能を持つ会社は統合し、4社10拠点あった販売会社を、上海、北京、青島、杭州に拠点を持つ「瑞薩電子(上海)有限公司」と、香港、深?、厦門に拠点を持つ「瑞薩香港有限公司」の2社7拠点に集約しました。また、応用技術会社は、北京、上海、深?の拠点を持つ「瑞薩科技(北京)有限公司」と、香港に拠点を持つ「瑞薩科技香港有限公司」の新たな2社4拠点に再編しました。これら合計4社全ての経営責任者を業務執行役員の山村雅宏が努めることで、中国の販売・応用技術部隊は、拠点所在地に関係なく一体運営され、顧客に対して一本化した窓口により、充実したサポートを効率的に提供してまいります。
今後当社は、このような体制の下、中国市場にフォーカスした製品の開発・提供を更に進め、欧米日などの顧客の中国現地生産に対するトランスファービジネスだけでなく、中国顧客に対するローカルビジネスにも一層注力し、中国事業を拡大してまいります。
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