プロロジス、中国で18,600平方メートルの物流施設スペースをDHL社に賃貸
プロロジス、中国においてDHLに18,600平方メートルの物流施設スペースを賃貸
―上海・洋山深水港「プロロジスパーク臨港」内の最新鋭物流センター―
<中国・上海発>
物流施設専門の不動産開発会社プロロジス(世界本社:米国コロラド州デンバーNYSE:PLD)は、2007年1月11日、中国において18,600平方メートルの物流施設スペースを世界最大手のロジスティクスプロバイダーの一社であるDHL社に賃貸すると発表した。
DHL社は、上海市郊外、洋山深水港複合都市近くに所在する「プロロジスパーク臨港」内で新たに開発された物流施設を賃貸利用する。DHL社は、同物流施設を外洋貨物船経由で中国国内に搬出入される品物を取り扱う第一の物流拠点として利用する。これにより「プロロジスパーク臨港」開発第1フェーズに建設された2棟の物流施設はすべて賃貸されたことになる。
なお、DHL社の親会社であるDeutsche Post World Net社はプロロジスにとって最大のグローバルカスタマーであり、北米、アジア、欧州の65拠点において同社へ物流施設を賃貸提供している。
中国政府は、船体が大き過ぎるため、上海・外高橋港のドックを利用できなかった新世代の大型コンテナ船が接岸できるように洋山深水港を設計した。2005年12月に竣工した洋山港は、中国沿岸部の沖にある小さな島からなる群島に建設され、全長約32キロメートルの橋(東海大橋)によって中国本土と結ばれている。工事がすべて完成すると、その取扱量は年間で約2,500万TEUを超える世界最大のコンテナ港となる。
「プロロジスパーク臨港」は、大陸と港の間に架けられた橋、東海大橋の袂において政府が大規模開発を進めている臨港工業地域(臨港新城)内で開発が進められている。
プロロジスは「プロロジスパーク臨港」を合弁企業を通じて所有しており、同パークは物流施設スペース計50,600平方メートルを持つ2棟の物流センターによって構成されている。また現在、10,200平方メートル規模の3棟目の物流センターを建設中である。同パークの開発がすべて終了すれば約93万平方メートルの物流施設スペースを提供できるようになる。
プロロジスは2004年に中国での業務を開始し、2006年9月末の時点で、中国各地の主要物流拠点において、約383,000平方メートルの賃貸物流施設を所有・管理し、281,000平方メートルの物流施設スペースを開発中である。なお、中国においてプロロジスの物流施設を利用するその他の主な企業には、adidas社、L'Oreal社、Menlo Worldwide社、Nokia社、NYK社、Samsung社、UPS社、Yum!Brands社などがある。
*本資料は、2007年1月11日、プロロジスが米国にて発表した英文プレスリリースの抄訳です。
プロロジスについて(http://www.prologis.co.jp)
プロロジス(日本本社:東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター8階プレジデント兼日本共同CEO:山田御酒、三木真人世界本社:米コロラド州デンバーNYSE:PLD)は、物流施設を専門に開発・所有・運営する不動産会として、先進的かつ高品質な物流施設と物流関連サービスを世界各地の主要都市で提供しています。現在、業界のグローバルリーダーとして、北米、欧州、日本、中国、韓国に展開する18ヶ国、81地域を通じ、2,406棟の物流施設を所有・管理または開発しており、その総運営延床面積は3,780万平方メートル(約1,137万坪東京ドーム約808個分)以上にのぼります。プロロジスは、物流施設の開発・運営から世界規模のネットワーク構築に関わる様々な要因を包括的にカバーする独自の「プロロジス・オペレーティング・システム(ProLogis Operating System)」を通じて、世界中どこでも、顧客企業に真のニーズに応えるベスト・ソリューションをワンストップで提供します。
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