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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.25.Mon
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2007'06.05.Tue

富士フイルム、最大容量1.6TBの第三世代データストレージテープを発売

独自技術により圧縮時最大1.6TB(テラバイト)の大容量を実現!
Super DLT規格第三世代のデータストレージテープ
「FUJIFILM DLTtape(R)S4 データカートリッジ」
新 発 売


 富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、圧縮時最大1.6TB(テラバイト)の大容量記録を実現した、ミッドレンジコンピュータ用データストレージテープ「Super DLT規格」*1の第三世代となる「FUJIFILM DLTtape(R)S4 データカートリッジ」を3月末より発売いたします。

 ここ数年、データのバックアップの重要性が広く認識されるようになり、より速く、より多くのデータを確実にバックアップするシステムの整備が進んでいます。一方、ブロードバンド化の進展やインターネットの普及とともに官公庁、企業などが扱うデータの容量も急激に増加しています。このような中、バックアップメディアとして、データストレージテープにはさらなる大容量化と高速化が求められています。

 「FUJIFILM DLTtape(R)S4 データカートリッジ」は、磁気記録層に超微粒子・高抗磁力磁性体を採用し、長年実績のある独自の「ATOMM技術」*2により、従来に比べて2倍以上となる非圧縮時 800GB(第二世代 300GB)、2倍圧縮時 1.6TB(第二世代 600GB)の大容量を実現しました。また、テープの耐久性と高速走行安定性をさらに向上させ、非圧縮時最大 60MB/秒(第二世代 36MB/秒)、2倍圧縮時最大 120MB/秒(第二世代 72MB/秒)の高速転送を実現しています。

 Super DLT最大の特長である「オプティカルサーボトラッキング技術」*3を支えるバックコート層には、耐久性に優れ、サーボトラッキングを安定化する材料を使用。加えて、長年の高密度テープ製造で培った「高精度スリッティング技術」により、トラッキングに最適な寸法精度をμm単位で確保するとともに、テープ巻き取り時の均一性をより高め、カートリッジに衝撃が加わった際に発生しうるテープエッジ部分のダメージを低減しました。これにより、データの記録・読み取り精度のさらなる向上を実現しました。
 また、必要に応じて1回のみ記録可能で書き換えができない「WORM(Write Once Read Many)タイプ」*4のテープとして使用でき、データの改ざんや誤消去を防止し、データの安全性を飛躍的に高めることができます。

 富士フイルムは今後も、最新のテクノロジーを結集し、お客さまのニーズと信頼におこたえするデータストレージテープをご提供してまいります。


*1 米国Quantum社が提案するミッドレンジコンピュータ用データストレージ規格。貴重なデータを効率的かつ安全に記録するバックアップメディアとして現在、多くの官公庁・企業で使用されています。
(Super DLTtape、Super DLTロゴ、DLT、DLTtape、DLTtapeロゴ、DLTSageロゴは米国Quantum社の登録商標です。)

*2 ATOMM:Advanced super Thin-layer and high-Output Metal Media (超薄層塗布型メタルメディア技術)
高密度記録において高レベルで安定した信号出力を得るには、磁性層を薄く高密度に塗布する必要があります。この難問を一気に解決したのが、当社独自のATOMM技術(超薄層塗布型メタルメディア技術)です。上層のメタル磁性層と下層の非磁性層を同時に塗布することで、厚さわずか0.1-0.5ミクロンという超薄層のメタル磁性層を実現。また、下層の非磁性層に潤滑剤タンクの役割を持たせています。これら上下層の機能分離設計により、高密度記録と信頼性を高いレベルで両立させています。

*3 Super DLTtapeはテープ裏面に、サーボトラックがあり、このサーボトラックにテープヘッドと一体化したオプティカルヘッドから光を照射。反射光を利用してテープヘッドの位置を調整し、データトラックを高精度でトラッキングしています。テープ表面はすべてデータ記録用として利用できるため、トラック数の拡大による大容量化を図ることが可能となります。

*4 DLTtape(R)S4 データカートリッジ用ドライブには、「DLTSage」と呼ばれるドライブ、カートリッジの管理、セキュリティー機能を標準で装備しています。テープに記録されているデータの改ざんや誤消去を防止するためのWORM機能、 ドライブやテープを診断する機能、カートリッジが万一紛失した場合に備えてカートリッジのデータを無許可アクセスから確実に保護するための電子キー作成機能などがあります。


                             記

1.製品名 FUJIFILM DLTtape(R)S4 データカートリッジ


2.発売日 平成19年3月末


3.製品名・型番・包装形態・価格

 製品名:FUJIFILM DLTtape(R)S4 データカートリッジ
 型 番:DLT S4 FB E
 包装形態:5巻×4
 価 格:オープン


4.特 長

(1)大容量、高速転送を実現
 磁気記録層には、超微粒子・高抗磁力磁性体を採用し、高密度記録と高い信頼性を両立させる「ATOMM技術」により、 「DLTtape(R)S4規格」に準拠した800GB(非圧縮時)/1.6TB(2倍圧縮時)の大容量を実現しました。また、テープの耐久性と高速走行安定性を向上させ、60MB/秒(非圧縮時最大)、120MB/秒(2倍圧縮時最大)の高速転送を実現します。

(2)データ記録・データ読み取り精度の、大幅な向上を実現
 Super DLTテクノロジーの最大の特長であるテープメディア裏面を利用した「オプティカルサーボトラッキング技術」*3と、それに最適化したバックコート層をテープ裏面に採用。さらに長年の高密度テープ製造で培った「高精度スリッティング技術」により、トラッキングに最適な寸法精度をμm単位で確保し、データの記録時・読み取り時の安定性をより高めました。

(3)カートリッジにバックルサポートを採用。
 テープをドライブにロードするためにリーダーテープ先端に取り付けられているバックルが、万一の衝撃により変形しないよう、「DLTtape(R)S4カートリッジ」にはバックルサポートが採用されています。


5.主な仕様

 容量(圧縮時):800GB(1.6TB)
 転送レート(圧縮時):60MB/秒(120MB/秒)
 トラック数:1,280(MRCヘッドのサーペンタイン方式)
 サーボ方式:オプティカルサーボトラッキング
 データ圧縮方式:DLZ
 線記録密度:256Kbpi
 テープ幅:12.65mm
 テープ厚み:8.0μm
 テープ長:640m
 カートリッジ寸法:(長さ)105.8mm×(幅)105.4mm×(厚さ)25.4mm
 使用環境(推奨):10-40℃、20-80%、Max.26℃(最大湿球温度)
 保管環境(推奨):16-32℃、20-80%、Max.26℃(最大湿球温度)
 カートリッジ色:ブラック


 本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
 お客さま  AVCサポートセンター  TEL 042-481-1761

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