MPT、低コストで安定した動画配信ができるIPマルチキャストソリューションを発売
映像配信サービスの課題を解決し、コストを大幅に削減するソリューション
IPマルチキャストソリューション「CAST365PLUS」販売開始
株式会社エム・ピー・テクノロジーズ(東京都新宿区 代表取締役会長 吉本万寿夫、以下「MPT」という)は、この度、IPマルチキャストソリューション「CAST365PLUS」の正式販売を開始することと致しましたのでお知らせいたします。
現在、最も一般的な動画配信方式であるユニキャストは、サーバとクライアントが1対1で通信するため、視聴者数に比例して配信サーバやネットワークインフラが圧迫されていました。
CAST365PLUSのオーバーレイマルチキャストは、サーバが送信したデータを同時に複数のクライアントに配信する技法です。
データを受け取ったクライアントは、別のクライアントと相互にデータ転送を行います。視聴者が増加しても、配信サーバやネットワークインフラに対して多大な負荷を与えず、安定的なデータ送信ができます。
また、従来のIPマルチキャストと異なり、現在のネットワーク機器をそのまま利用することも可能です。
「CAST365PLUS」により、企業広報やIR活動、学校・塾等での教育サービス、特定会員向けサービス等において、インターネットを介した高画質な映像配信サービス(IP放送)のご提供が可能となります。
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CAST365PLUSの機能
○Dynamic Routing機能特許出願中
ネットワーク上、最もパフォーマンスの高いClient(親)を検出し、ネットワークパフォーマンス上、最も近いClientにデータ転送。
○Frame Rate Control機能特許出願中
ネットワーク障害によるパケットの損失から発生する画質劣化を最小限に抑え、サーバ負荷も大幅軽減。
○Overlay Multicast
ネットワークに隣接する複数のClientにデータ転送するため、配信サーバやネットワーク機器にかかる負担を軽減。
○IP Tunneling機能
IPマルチキャストパケットにユニキャストパケットをカプセル化し、IPマルチキャストパケットが通過できないネットワーク機器を通過させる技術。
○Record & Play機能
ライブコンテンツをオリジナルと同品質で録画。
○Proxy機能
配信サーバと同一の機能を発揮、配信サーバの負荷を軽減することにより、安定した配信を実現。
■Dynamic Routing機能とは<特許出願中>
ネットワーク上、最もパフォーマンスの高いClient(親)を検出し、隣接するClientへデータ送信する機能。また、検出したClient(親)がサービス停止し、Client(親)を変更する必要が発生した場合、次にネットワークパフォーマンス上、最もパフォーマンスの高いClientを親として検出します。
■Frame rate Control機能とは<特許出願中>
映像配信中、Key Frameが欠落した場合、残りのDelta Frameを配信しない技術。これにより、20%程度、配信サーバの負担の軽減が可能になります。
*添付資料あり。