アロカ、超音波診断装置「プロサウンドα10」をオリンパス社製超音波内視鏡に対応
アロカ、プロサウンドα10最新の超音波内視鏡(オリンパス社製)検査可能に
アロカ株式会社(本社所在地:東京都三鷹市牟礼6-22-1 代表取締役社長:吉川義博)は、同社の超音波診断装置 プロサウンドα10へのオリンパスメディカルシステムズ株式会社製 超音波内視鏡の接続対応作業を完了し、発売を開始したと発表しました。
同社のフラッグシップ機であるプロサウンドα10への対応により、超音波画像は飛躍的に向上し、膵・胆道疾患や上部消化管疾患の診断能向上に寄与するものとして大いに期待されています。
今回対応する超音波内視鏡は2種類あり、一つは超音波内視鏡下での穿刺を主要な用途とした電子コンベックス走査型超音波内視鏡と、もう一つは膵・胆道疾患の早期発見や胃・食道がんの浸潤度診断サポートを目的に、オリンパスメディカルシステムズ株式会社が世界で初めて360度の超音波走査角を実現した電子ラジアル走査型超音波内視鏡です。
本対応に併せ、プロサウンドα10の超音波送信駆動系統も一新。新開発Broad-Band Harmonics Technologyの採用により、画像描出力が格段に向上しました。病変部の詳細な観察、診断をサポートします。
また、これらの超音波内視鏡はプロサウンドα10搭載の新世代血流表示モードDirectional-eFLOW(D-eFLOW)にも対応しています。D-eFLOW は腫瘍内部や周囲を取り囲む微細血管描出能力が高く、組織の観察や診断に大きく貢献する事が期待されています。
今後、日本国内での販売に引き続き、両社協業チームにより欧州や米国での海外販売にも力を注いでいく予定です。今春以降の国内外の主要医学展示会でも紹介活動を開始します。
アロカ(株)は超音波内視鏡分野でのプロサウンドα10の初年度全世界の販売目標を年70~100式(売上額で10億円以上)として計画しています。
<アロカ株式会社概要>
アロカ株式会社は超音波診断装置のパイオニアメーカーです。アロカの超音波診断装置は日本を含む世界各国で活躍しています。06年12月に世界で初めて超音波診断装置の累計生産台数20万台を達成しました。
「生命の尊さ」「一人でも多くの命を救いたい。」をモットーに患者さんと医療従事者の為に、アロカの創造と技術革新は、常に進化し続け、医療と人のやさしい関係をテーマに豊かな社会の実現に貢献しています。