りそな銀行など3社、生体認証ICキャッシュカードを鍵とした全自動型貸金庫を開発
生体認証ICキャッシュカードを鍵とした全自動型貸金庫を開発
~ 3月30日からりそな銀行東京ミッドタウン支店においてサービス開始 ~
(株)りそな銀行(社長:野村 正朗、以下りそな銀行)と(株)NTTデータ(社長:浜口 友一、以下NTTデータ)および(株)イトーキ(社長:金子 清孝、以下イトーキ)は、生体認証ICキャッシュカードを鍵として利用できる小型全自動型貸金庫(以下新型貸金庫)を共同で開発し、りそな銀行東京ミッドタウン支店においてサービスを開始いたします。
この新型貸金庫は、りそな銀行が企画・発案し、セキュリティ設備に豊富な実績を有するイトーキの小型全自動貸金庫をベースに、数多くの金融機関向けシステムを構築してきたNTTデータがシステム構築を行いました。
3社のアライアンスにより、新型貸金庫は安心感・信頼性はそのままに、鍵として生体認証ICキャッシュカードを採用する事でセキュリティ・利便性を向上させ、かつ貸金庫業務運用の効率化および他システムとの連動を視野に入れて設計されております。
≪主な特徴≫
・本人確認にはATMでご利用いただける生体認証ICキャッシュカードを利用する。
・磁気テープ部は一切利用しないため、なりすましの可能性が従来のものよりも低い。
・貸金庫ボックスはダイヤルキーを用いる(物理鍵を使用しない)。
・小型全自動型貸金庫は撤去・移設・増設が容易。
また、貸金庫専用ICカードをご利用いただくことで、代理人さまによるお取扱いも可能です。
この新型貸金庫は平成19年3月30日にオープンするりそな銀行東京ミッドタウン支店の営業店フロア内に設置いたします。機動性に優れた小型全自動型貸金庫と生体認証ICキャッシュカードを組み合わせ、更にシステムとしての拡張性を取り入れていくことで、「キャッシュカードで銀行取引を完結させるサービス」を目指してまいります。