オムロンヘルスケア、夜間の自動血圧測定が可能な電子血圧計を発売
夜間睡眠時の自動測定やパソコンでのデータ管理と分析が可能(*)
オムロンデジタル自動血圧計HEM-7080IC
3月30日発売
(*別売専用ソフト使用時)
オムロンヘルスケア株式会社(本社所在地:京都市、代表取締役社長:赤星慶一郎)は電子血圧計の新商品として、夜間の自動血圧測定が可能な『オムロンデジタル自動血圧計HEM-7080IC』を3月30日から発売します。今回の商品は医療機関向け販売関連会社であるオムロンコーリン株式会社(本社所在地:東京都文京区、代表取締役社長:笹井英孝)より販売いたします。
現在、厚生労働省の統計調査による日本の高血圧の総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は、780万9,000人で、3年前と比べ82万4,000人(11.8%)増加しています(*1)。加えて、潜在的な高血圧患者を含めると我が国の高血圧患者は3,000万人以上にのぼると言われています。
近年では「早朝高血圧」や「夜間高血圧」、「仮面高血圧」、「白衣性高血圧」など時間帯や測定環境によって起こるさまざまな高血圧の様態が話題となっております。また最近注目をされている『睡眠時無呼吸症候群』においては、睡眠中に血圧が大きく上昇している人も多いといわれています。
このたび発売する『HEM-7080IC』は、350回分の測定記録(測定値+メモ)を記録することができるので、日常診療における家庭血圧の管理や研究目的のデータ蓄積に役立ちます。
また、別売の専用ソフト(OMRON IC4)を使用することで夜間睡眠時の自動測定とパソコンでの測定データの管理・分析が可能になります。夜間睡眠時の自動測定は、(1)あらかじめ設定した時刻に測定する定時測定(1晩に4回まで設定可能)、(2)寝た時刻(就寝スイッチを押した時)から一定間隔で測定するインターバル測定(1晩に4回まで設定可能)(3)両方の測定方式を組合せた「定時測定+インターバル測定」の3種類の測定方法が設定可能です。
さらに、測定データをパソコンに取り込むことで、傾向表示や分布表示、統計表示など4種類の表示ができ、データをCSV 形式(*2)として出力できます。
*1 厚生労働省「平成17年患者調査」より引用
*2 表計算ソフトなどで一般的に取り扱えるファイル形式
詳細は次のとおりです。
<「HEM-7080IC」の商品概要>
■主な特長:
※ 関連資料参照
■メーカー希望小売価格:
本体<HEM-7080IC> メーカー希望小売価格15,750円(税込)
別売専用ソフト<OMRON IC4> メーカー希望小売価格10,500円(税込)
■販売目標:
発売から1年間(2008年3月末まで)1万台
■主な仕様:
※ 関連資料参照