プロネクサス、ディーバと上場企業向け開示資料作成サービスの共同展開で業務提携
企業の情報開示の適正化、効率化に向けた株式会社ディーバとの業務提携についてのお知らせ
ディスクロージャー・IR実務支援の株式会社プロネクサス(本社:東京都港区虎ノ門一丁目25番7号、代表取締役社長:上野守生、以下プロネクサス)と、連結会計ソリューション提供の株式会社ディーバ(本社:東京都大田区蒲田五丁目37番1号、代表取締役社長:森川徹治、以下ディーバ)は、上場企業向け開示資料作成サービスの共同展開について、業務提携をいたしましたのでお知らせします。
記
1.提携の概要
ディーバが提供する連結会計ソリューション「DivaSystem」*1 が収集し処理した開示情報を、プロネクサスが提供する開示情報編集システム「エディッツ」*2 上でそのまま利用することができます。これにより、決算短信や有価証券報告書など開示資料作成時の大幅なスピードアップと再入力等による人的ミスの削減を図ることが可能となります。
*1「DivaSystem」連結決算業務の高速化と効率化のためにディーバが平成9年に開発。高速データ処理と柔軟なデータ活用が特徴。大手上場企業を中心に導入先企業は450社を超える。
*2「エディッツ」企業の開示資料作成の適正化と効率化を図るためにプロネクサスが平成14年に開発。
決算短信、有価証券報告書、株主総会招集通知等の作成で上場企業を中心に約2,000社が利用。
2.提携の背景と目的
情報開示の早期化が求められる中、複雑化する開示制度や開示様式への対応や最終的な会計処理の修正などの際に、人的要因によるミスが生じるリスクが高く、企業の経理・開示担当者の負担が高まっています。一方、いわゆる日本版SOX法(金融商品取引法)において、財務報告の適正化のための内部統制システム構築が法制化されるなど、開示情報の適正記載は企業にとってますます重要な課題となってきました。
今回の提携は、開示情報の適正化を支援し適切に編集・加工するプロネクサスのノウハウと、企業グループ内の決算情報収集を含む連結決算業務高度化を推進するディーバのノウハウとのシナジーにより、企業の財務報告の適正化と効率化をより一層支援することが目的です。
また、金融庁が導入を進めている財務データの国際標準言語「XBRL(エクステンシブル・ビジネス・リポーティング・ランゲージ)」への迅速な対応も目指しています。
3.今後の展開
今回の提携を通じて、両社では既存の共通顧客へのサービス展開のほか、新規顧客に対し、よりスムーズな開示業務環境の提供を目指します。また、今後は両社のノウハウを全面的に活用することによって、財務諸表の全面電子化や、企業が抱える開示業務のさまざまな課題に対し、積極的に取組んでまいります。
以上
※(別紙 両社の概要)