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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.25.Mon
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2007'04.03.Tue

三菱重工、「エム・エイチ・アイ地中建機エンジニアリング」に地中建機事業を統合

地中建機事業の新体制 発足


 三菱重工業は4月1日付で、地中建機事業を分割し、これまで関連のアフターサービス事業を担当していた株式会社エム・エイチ・アイ地中建機エンジニアリングに当該事業を統合する。これを機に同社は商号を改め「三菱重工地中建機株式会社」として営業を開始する。当社と子会社に分かれていた諸機能を子会社へ一元化することにより、厳しい市場環境の変化へ機敏に対応できる事業体制を構築するのが狙い。

 三菱重工地中建機は、当社が所掌していた地中建機の営業・設計・製造機能と、当社100%出資子会社であるエム・エイチ・アイ地中建機エンジニアリングのアフターサービスおよび中小型地中建機の製造機能を統合して発足する。具体的には、当社の地中建機部門を会社法の簡易吸収分割により子会社へ承継させる。
 承継会社は、本社を兵庫県神戸市の当社神戸造船所内に、また工場を明石市の二見工場内にそれぞれ構え、シールド式トンネル掘削機を中心に、トンネルボーリングマシン、泥土リサイクル装置などの設計・製造・販売・据付けから補修・解体・アフターサービスまでを手掛ける。資本金は4億円。初代社長にはエム・エイチ・アイ地中建機エンジニアリング社長の羽生誠之(はにゅう せいし)が就任する。発足時の従業員数は約50人。

 当社の地中建機事業は、技術的優位にある超大型機を収益の柱として、国内市場を中心に、欧州、中国、東南アジアなど海外にも展開してきた。しかし近年、主要マーケットである国内市場が公共投資の抑制により急激に縮小、頭打ちの状態に直面していた。その一方で、アフターサービスや中小型機の製造を手掛けるエム・エイチ・アイ地中建機エンジニアリングは、堅実な事業展開が続いていた。

 三菱重工地中建機は今後、固締り体質のもと、機動的な事業を展開、安定的な収益確保を目指していく。当社はこれからも、新会社と密接に連携、技術・営業両面で地中建機事業を全面的に支援していく。


【 三菱重工地中建機株式会社の概要 】

商 号 
 三菱重工地中建機株式会社

事業内容
 地中建機(シールド式トンネル掘削機、トンネルボーリングマシン、泥土リサイクル装置)の設計・製造・販売・据付・補修・解体・アフターサービスおよび改造工事の計画・施工

設立年月日
 平成3年3月1日 

商号変更日
 平成19年4月1日 

本店所在地
 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号(三菱重工業 神戸造船所内)

代表者
 羽生誠之 

資本金 
 400百万円 

従業員数 
 約50人 


以 上

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