太陽生命、一般職と担当職にも成果主義的な人事制度を導入
一般職・担当職への新人事制度の導入
T&D保険グループの太陽生命保険株式会社(社長大石勝郎)では、平成19年4月より、一般職(*1)、担当職(*2)に対しても、総合職(*3)と同様の成果主義的な人事制度を導入することとしました。総合職に対しては、平成16年1月に既に成果主義的人事制度を導入しているため、今回の人事制度改定により職種間を問わず従業員の貢献度が報われる処遇体系が実現でき、従業員の納得感向上につながっていくものと考えています。
具体的な内容は、下記のとおりです。
記
1.一般職、担当職への成果主義の導入
従来の職能資格等級制度(*4)から、総合職と同様成果主義制度である職務等級制度(*5)を一般職、担当職にも導入します。これにより各所属への貢献度や具体的な成果により、処遇にメリハリがつく仕組みとなります。
2.職種転換制度の導入
管理職へ登用された一般職、担当職については、総合職もしくはエリア総合職(*6)へ転換できるようになり、職責見合いの給与水準で処遇することが可能となります。また管理職に登用されない場合でも、一定の要件をクリアすれば一般職、担当職から総合職へ転換できる制度も導入し、従業員のチャレンジ精神を喚起できる制度としました。この結果、今後は男女による性差、年齢、職種に関わらず必要なポストに最も適した人材を登用できる仕組みが実現でき、人材資源の有効活用がこれまで以上に可能になります。
3.目標管理制度の導入
人事評価制度については、目標達成により個々の成長を着実に促す目標管理制度を導入するとともに、成果主義の弊害を防ぐべく、担当業務ごとのコンピテンシー(成果を継続的に生み出すための行動基準)を取り入れ、プロセスについても評価する仕組みを導入します。
以 上
(*1)一般職:転居を伴う異動がない職種。一般事務を中心に、総合職の補佐を行う。
(*2)担当職:転居を伴う異動がない職種。法人営業専門職として、企業、官公庁向け団体保険の営業を行う。
(*3)総合職:全国転勤がある職種。
(*4)職能資格制度:一般職は7資格、担当職は4資格。
(*5)職務等級制度:非管理職は一般職、担当職独自の職務等級を適用するが、管理職登用後は各職種共通の職務等級を適用する。
(*6)エリア総合職:転居を伴う異動がない職種。業務内容は総合職と同様あらゆる業務を担う。