マイクロソフト、教育機関向けに学校ドメインで各種サービスを無償利用できる「Windows Live @edu」を提供
Windows Live 各種サービスを学校独自ドメインで無償利用できる「Windows Live(TM)@edu」を開始
~学校、在学生、卒業生、教職員とのコミュニケーション向上が可能に~
マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、以下 マイクロソフト)は、学校独自のドメインで Windows Live(TM) 各種サービスが無償で利用できる「Windows Live@edu」を大学・専門学校等向けに提供開始します。これにより、Windows Live メッセンジャー や Windows Live スペースなどのサービスを学校、在学生、卒業生、教職員などが利用できることで学校関連情報のタイムリーな提供・入手やコミュニケーションの向上が可能になるとともに、学校側は、Windows Live Hotmail を活用することにより、メールシステム管理の負荷が軽減されます。Windows Live@edu は、すでに欧米などで展開しており、現在15カ国200校以上で採用され、約400万人の学生が活用しています。
学校においても、メールシステムは重要なコミュニケーションインフラであり、多くの投資を行い学生や教職員向けにメールサービスを提供しています。しかし、ユーザーにとっては、学外での利用に制限があり、また、学校側としては、膨れ上がるアカウント数やサポートなど管理の負荷や、安全で安心な環境整備など、課題が多くある現状です。
「Windows Live@edu」では、ユーザーはインターネットの環境があれば学内外問わず、学校のアカウントを利用できます。また、学校側にとってもメールサーバーやメッセンジャーサービスをマイクロソフトにホスティングすることができるため、システム保守などの管理負荷の削減が可能です。同時に、メールサービスに関しては、1アカウントあたり2GBと十分なメール容量の確保ができ、スパムメールやアンチウイルスの対策を実施しているため、信頼性の高い、セキュアな環境を提供することができます。さらに、卒業生に対しても新規メールシステムの導入や既存のシステムの拡張をすることなくサービスを提供することができ、継続的に関係を築くことが可能です。また、メール以外でも Windows Live の各種サービスが 同アカウントを使用して無償で利用できるため、学生間や学生と教職員のコミュニケーション向上が図れます。
Windows Live@edu で利用可能な Windows Live Hotmail (メール)は、ウェブ・ベースの電子メール・サービスとしてアカウント数2億6,800万件以上を誇る世界最大規模のサービスの1つです。また、Windows Live メッセンジャーは、世界で最も利用されている無料のインスタントメッセンジ・サービスで、世界全体で1日あたり75億通以上が送信されていますので、それぞれのユーザーは、安心して、長期にわたって幅広いコミュニケーションが可能です。
Windows Live@edu に関する詳細は、 http://get.live.com/edu/home を参照ください。
費用:
Windows Live サービスは、無償で利用可能です。
Microsoft Identity Integration Server* 導入に伴い、ライセンス*、システム構築、保守などの費用がかかります。
*実際に必要となるライセンスは
・MIIS Enterprise Edition
・SQL Server Standard Edition
・Windows Server Enterprise Edition およびサーバー製品のCALになります。
MIIS の必要システムは以下参照ください。
http://www.microsoft.com/japan/windowsserversystem/miis2003/evaluation/requirements/default.mspx
Windows Live@edu 実現イメージ図
* 関連資料 参照
Windows Live@edu で利用できる Windows Live サービス( http://ideas.live.com/ ):
Windows Live Hotmail (メール)
高いセキュリティを持つウェブ・ベースの電子メール・サービスとしてほぼ全世界で利用されており、日本では、国内最大規模の614万人が利用しています。メール容量は2GBを持ち、10MBを上限として添付ファイルの送信が可能です。また、メールアドレスは卒業後も利用できるため、卒業生との関係性を継続できるほか、多言語に対応しているため、留学生でも利用可能です。
Windows Live メッセンジャー
日本で560万ユーザーが利用している定番のコミュニケーションツール。文字でのやり取りのほか、音声通話、映像通話も可能です。教職員や学生同士とのやりとりに役立ちます。
Windows Liveスペース(ブログ)
Windows Liveが提供するブログサービス。ゼミやサークルの仲間など、特定のメンバーに限定して公開することも可能です。
Windows Live Mobile (モバイル)
パソコンと同じアカウントを使って、メール、メッセンジャー、スペースなどのサービスを携帯電話からも利用できます。
Windows Live アラート(お知らせ)
天気、列車運行、ニュースなどの情報をリアルタイムで提供。大学からの各種お知らせなどの配信にも活用できます。
Windows Live.com (個人用ホームページ)
自由にカスタマイズできる自分だけのホームページ。簡単な操作で、ニュース、スポーツなど自分が選んだ情報を並べて見ることができます。
<MSN ( http://jp.msn.com ) / Windows Live(TM) について>
MSN/Windows Live は、全世界の47市場で展開、21言語に対応し、毎月世界中の4億6,500万人以上のユーザーに利用されているインターネット ポータル サービスです。日本では、国内最大規模の614万人が利用する MSN Hotmailや、560万人が利用するMSNメッセンジャー /Windows Liveメッセンジャーを始め、MSNスペース/Windows Liveスペース、MSNコンピュータなど毎月4,400万人のユーザー(ブラウザ ベース)に利用されています。
Windows Liveは、インターネット サービスとソフトウェアで構成される個人向け新サービスです。PCやそのほかのデバイスへWebを経由して提供される、より安全かつセキュリティ レベルの高い機能を活用して、ユーザーにとって最も関心のある連絡相手、情報および興味などが、ひとつに統合されます。MSNとWindows Liveは相互を補完しあうサービスとして、並行して提供されます。これらベータ版ならびに今後のベータ版のアップデート情報に関しては、こちらのサイトをご参照ください。 http://ideas.live.jp
◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/japan/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/
* Microsoft、MSN、Hotmail、Spaces、Windows Live および Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。