田中貴金属、貴金属積立の顧客情報管理システムを強化
田中貴金属工業株式会社
貴金属積立の顧客情報管理システムを強化
~災害発生を想定した顧客情報管理サーバーのバックアップ機能、および緊急時コールセンター設置機能を拡充~
田中貴金属工業株式会社(本社:千代田区丸の内、代表取締役社長:岡本 英彌)では、貴金属積立の顧客情報管理システムを強化し、4月1日より運用しています。
今回運用を開始した強化策では、従来本社内に設置している貴金属積立の顧客情報管理システムのサーバーと同様の機能を持ったバックアップサーバーを兵庫県明石市に設置しました。これにより、地震などの災害発生により、万が一、本社と顧客との通信が不能になり、顧客が保有する貴金属積立の残高照会などに対応できなくなった場合でも、バックアップサーバーが自動的に稼働し、インターネットを通じた残高照会に迅速に対応することができます。また、災害発生時には、電話による顧客からの残高照会に対応できるコールセンターが名古屋市内に即時に立ち上がる仕組みを取り入れ、インターネットおよび電話の両方で顧客からの問い合わせに対応できる体制を整えました。さらに、田中貴金属工業のカード取扱い特約店においても、貴金属積立の会員カードを提示することで、上記のバックアップサーバーを通じて、通常通り顧客の残高照会に対応することができます。
田中貴金属工業では、大規模な地震などにより、顧客の財産保全に対する不安や恐れを低減することを目的に、今回、貴金属積立の顧客情報管理システムを強化しました。
今後も、顧客満足度のさらなる向上を目指し、必要に応じて情報システムの強化策を順次講じていきます。
(参考)
<田中貴金属工業とは>
田中貴金属工業株式会社は、明治18年の創業以来、1世紀以上にわたり、金やプラチナなどの貴金属の精製・分析に携わるとともに、貴金属を用いたさまざまな工業製品の製造・販売、また、資産としての貴金属地金の売買を行っています。日本で金の輸出入自由化が施行された1978年には、金の精製・分析技術が高く評価され、日本で初めてロンドン金市場公認溶解検定業者の認定を受け、国際市場で通用する金地金を製造する資格を得ました。また2003年12月には、ロンドン金市場で取引される金地金の品質を審査する、世界で5社しか認定されない「公認審査会社」の1社に任命されています。
現在直営店であるGINZA TANAKAの各店舗(6店舗)をはじめ、全国に広がる140店舗余りの特約店で金地金や地金型金貨等の売買を行っています。