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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'12.01.Sun
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2007'04.04.Wed

アジレント、半導体製造部門など向け次世代パラメトリック・テスト・プラットフォームを発売

アジレント・テクノロジーが半導体製造部門や研究部門に向けた
次世代パラメトリック・テスト・プラットフォームを発表

新製品の4080シリーズにより、
RFやフラッシュメモリを含むさまざまな測定ニーズに対応


 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、本日、半導体製造部門および研究開発部門における測定ニーズに対応した次世代のパラメトリック・テスト・プラットフォームを発表します。新製品のAgilent 4080シリーズは、現行プロセスから45nm以降の最先端プロセスまで、あらゆる測定ニーズに、これまでにない優れた性能で対応します。

 最先端プロセスのウェハ工場では、いままでにも増して、測定項目や測定量の増大といった、パラメトリック・テスト上の課題に直面しています。また、成長著しいフラッシュメモリ(特にNAND型)でも、次世代デバイスに向けたパラメトリック・テストの課題を抱えています。そのため、パラメトリック・テストは、DC測定だけではなく、フラッシュメモリ・セルの書き込み/消去テスト、RF Sパラメータ評価、パラレルテストといったさまざまな測定にそのテスト領域を広げています。こうした状況を鑑み、当社は次世代の新しい測定ニーズに応える4080パラメトリック・テスト・プラットフォームを開発しました。

 Agilent 4080シリーズの新しいプラットフォームは、高速なCPUを採用し、スループットの大幅な改善につながる非同期および同期パラレルテスト機能を搭載しています。また、モジュール型で拡張性の高いテスト・プラットフォームとなっているため、NAND/NORフラッシュメモリ・セル評価機能やRF Sパラメータ測定機能などを、必要に応じて後から追加することが可能です。4080シリーズには以下の3モデルがあります。

*4082A  パラメトリック・テスト・システム (量産向け基本モデル)
*4082F  フラッシュメモリ・セル・パラメトリック・テスト・システム(フラッシュメモリ評価向けモデル)
*4083A  DC/RFパラメトリック・テスト・システム(先端RFデバイス評価向けモデル)


 アジレント・テクノロジー株式会社 代表取締役社長の海老原 稔は次のように語っています。
 「4080シリーズは、お客様の次世代製品開発・製造における新しいパラメトリック・テスト・ソリューションになると考えています。また、拡大が続くNANDフラッシュメモリ市場にも、量産対応ソリューションを提供します。」


■高速CPUと新しいVirtual Multiple Testhead Technologyがスループットを改善
 Agilent 4080シリーズは、業界最高の性能および機能と、業界初の先端技術の採用が特長となっています。高速CPUの採用により、既存モデルの4070と同じ測定を行なった場合、プログラムはそのままに、10~20%のスループットの改善が可能です。

 Agilent 4080シリーズをAgilent SPECS(半導体プロセス評価用テストシェル)と組み合わせることで、業界で初めて、非同期および同期パラレルテストの両方の実現を可能にしました。同期パラレル測定は、小規模に配列されたデバイスを測るのに効率的な測定手法です。Agilent 4080シリーズでは、同期パラレルに加えて、独自のVirtual Multiple Testhead Technologyにより、「非同期パラレル」と呼ぶ、いままでにない新しいパラレルテストを実現しました。非同期パラレルテストでは、複数の異なるテストを独立して実行できるので、従来の手法と比べて最大50%、測定時間を短縮することができます。


■同一アーキテクチャに基づく3モデル
 Agilent 4080シリーズには、同じアーキテクチャがベースとなった全3モデルがあります。いずれのモデルも、標準の微小電流性能、もしくは超微小電流性能の2種類のスイッチング・マトリックスカード構成が選択可能です。また、1kHz~2MHzの周波数範囲で高速な容量測定を実現する高速容量測定ユニット(HS-CMU)も利用可能です。

 Agilent 4082A パラメトリック・テスト・システムは高スループットの量産向けテスト・システムで、現行プロセスから45nm以降の先端プロセスまで、幅広い測定要求に対応しています。

 Agilent 4082F フラッシュメモリ・セル・パラメトリック・テスト・システムは、半導体評価に特化した、半導体パルス・ジェネレータ・ユニット(SPGU)メインフレームと、高電圧SPGU(HV-SPGU)モジュールをシステムハードウェアに標準搭載した、業界初のフラッシュメモリ・セル・テスト向け量産対応パラメトリック・テスト・システムです。4082FのHV-SPGUは、±40V(80V ピーク・トゥ・ピーク)の高電圧出力と、最速20nsのパルスの立ち上がり/立ち下がり時間、最高2mVまでの分解能で正確なパルスレベル制御が可能で、容易な最先端フラッシュメモリ評価を可能にします。

 Agilent 4083A DC/RFパラメトリック・テスト・システムは、テストヘッドに20GHzに対応した8×10のRFマトリックスを搭載した業界初の量産向けパラメトリック・テスト・システムです。4083Aは、1回のタッチダウンで最大5個のRFデバイスを測定できることから、測定スループットの改善が可能です、また、ウェハへのコンタクト回数を減らせることから、プローブカードの寿命を延ばすことができます。

 4080シリーズの詳細は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
 http://www.agilent.co.jp/find/4080


■Linux対応と4070シリーズとの互換性により、投資コストを低減
 Agilent 4080シリーズのシステムソフトウェア、および、Agilent SPECS、SPECS-FAテストシェルはLinux上で動作します。既存の4070シリーズとの高い互換性により、お客様は既存プログラムをほとんど修正することなく4080シリーズに移行することができ、生産ラインの迅速な立ち上げが可能です。


■価格および出荷状況等
 Agilent 4082A、4082F、4083Aは本日より受注を開始します。ベースモデルの4082Aの価格は、約2,400万円からです。

 Agilent 4080シリーズの高解像度画像は以下のウェブサイトからダウンロー
ドいただけます。
 http://www.agilent.com/find/4080_image


■お客様からのお問い合わせ先:
 計測お客様窓口
 電話:0120-421-345


<アジレント・テクノロジーについて>
 アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。19,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2006年度、50億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
 http://www.agilent.co.jp

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