STマイクロ、低容量シリアルEEPROMを超小型MLP8パッケージで提供
STマイクロエレクトロニクスは、
超小型MLP8パッケージ(2×3mm)シリアルEEPROMの量産化を発表
64KbitまでのSPIおよびI2Cデバイス向け新規パッケージングにより、
ハイエンド携帯アプリケーションのスペースとコストを削減
シリアル不揮発性メモリICで世界をリードするSTマイクロエレクトロニクス( http://www.st-japan.co.jp/ 、NYSE:STM、以下ST)は、2~64Kbitまでの各容量のシリアルEEPROMデバイスのSPIインタフェースとI2Cインタフェース・シリーズを、2×3mmの超小型MLP8パッケージで提供することを発表しました。
これにより、従来の4×5mmのS08Nパッケージに比べて、携帯型コンスーマ製品や携帯電話のスペースとコストを大幅に削減することができます。
STは、市場で初めて低容量シリアルEEPROMを、このような小型パッケージで包括的に提供します。超薄型(0.6mm)のファインピッチ2×3mmデュアル フラット・マイクロ・リードフレーム・パッケージ(MLP)は、他のパッケージと比べて大きな改善が施されており、このファミリは2~64Kbitまでの各容量にわたってフットプリントに互換性があります。
M24(I2Cバス・インタフェース)ファミリとM95(SPIバス・インタフェース)ファミリの超小型メモリ・チップは1.8~5.5Vという広範囲の電源電圧で動作し、100万回を上回る書き込みサイクルと40年を超えるデータ保持機能を持っています。これらは、デジタル・カメラ、カムコーダ、MP3プレーヤ、リモート・コントロール、ゲーム・コンソール、さらに携帯電話、ハンドセット、およびWi-Fi、Bluetooth、ワイヤレスLANカードなどの通信製品といった、コンパクトなコンスーマ電子アプリケーション用に最適です。
現在、2~64Kbitの低容量MLP8 2×3mmパッケージのデバイスは、64KbitのI2Cインタフェース版を除いてすべて量産中です。64KbitのI2Cインタフェース版は、2007年下期に量産開始の予定です。サンプル品は、現在すべてのデバイスについて入手可能です。
この製品の詳細情報は、以下のアドレスからご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2147s.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。2006年の売上は98.5億ドルで、純利益は7億8200万ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人: http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語): http://www.st.com
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