メルシャン、化粧品開発・販売会社「葡萄ラボ」にニッセンが資本参加
―新たなパートナーを迎え、新体制が4月よりスタート―
化粧品開発・販売会社『株式会社葡萄ラボ』に大手総合通販会社の(株)ニッセンが資本参加
メルシャン株式会社(本社:東京、社長:岡部有治)は、化粧品の開発・販売会社を目的に2006年に設立した「株式会社葡萄ラボ」(資本金5,000万円、株主比率メルシャン42.5%、(株)セレヴィーナ 42.5%、(株)ネットプライス 15%)に関して、3社の株主間契約を合意解消し、株式会社ニッセン(本社:京都市、社長:片山利雄)をパートナーとする新たな株主間契約を3月30日に締結し、葡萄ラボ社の株主比率はニッセン社57.5%、当社42.5%となりました。
また、2007年4月末までに、葡萄ラボ社はニッセン社を受け手とする1,362万円の増資を実施する予定で、資本金は6,362万円、株主資本比率はニッセン社66.6%、当社33.4%、となります。
これにより、当社は大手総合通販会社のニッセン社の販売ノウハウを生かし化粧品事業の拡大を推進するとともに、ニッセン社は通販事業における専門型事業への取り組みを開始します。
「ぶどう発芽水」は、1200年以上前からぶどう栽培を行っている日本一のぶどう産地、甲州市勝沼町で、代々地元の女性に天然の美肌水として愛用されてきた、一年のうち春先の約2週間しか採取できない貴重なぶどうの樹液(発芽水)です。
当社では1998年より「ぶどう発芽水」を自然派基礎化粧品の原料として独自に開発し、「ヴィナージュ」シリーズなどを既に商品化しています。またこの「ぶどう発芽水」に、繊維芽細胞(肌細胞)を活性化させ「コラーゲンの産生を促進させる効果」や、シミ、ソバカスの原因となる「メラニンの過剰生成を抑制する効果」があることを発見し、特許を出願しました。さらに本年、肌の角質を整える「セラミド合成促進効果」があることが分かりました。
葡萄ラボ社では、この「ぶどう発芽水」を使用し、独自に開発した基礎化粧品シリーズ「uva(ウーヴァ)」を販売しています。今回のニッセン社との新体制のもと、新たなスタートを機に、化粧品事業の強化を図ります。
【葡萄ラボ社 会社概要】
◆社名 株式会社葡萄ラボ
◆所在地 東京都中央区銀座6-8-7
◆代表取締役 逸見 昌文(株式会社ニッセン 執行役員)
◆資本金 5,000万円(増資後:6,362万円)
◆設立 2006年2月3日
◆株主間契約日 2007年3月30日
◆出資比率 株式会社ニッセン 57.5%、メルシャン株式会社:42.5%
(増資後:株式会社ニッセン 66.6%、メルシャン株式会社:33.4%)
◆事業内容 ぶどう関連の化粧品の企画、開発及び販売
【ニッセン社 会社概要】
◆会社名 株式会社ニッセン
◆所在地 京都府京都市南区吉祥院西ノ茶屋町79番地
◆代表者 代表取締役社長 片山利雄
◆売上高 1,548億円(連結 2006年12月期)
◆資本金 112億1,841万円(2007年2月20日現在)
◆設立 1970年4月10日
◆事業内容
通販事業/婦人服を中心とした衣料品、インテリア雑貨、和装品などの通信販売および通信販売による損害保険代理業務現販事業(ユービスト事業)/宝飾品・呉服・毛皮・その他家庭用品等の展示会販売および訪問販売と、これに附帯する仕立・貸衣裳など各種サービス業務など
以 上