松下電工、和風住宅向け照明器具「はなさび・守(しゅ)」シリーズを発売
数寄屋の伝統美を継承
茶の湯の精神を取り入れた
住宅用照明器具【はなさび・守(しゅ)】シリーズ、新発売
松下電工株式会社は、数寄屋づくりの和風住宅向け照明器具、【はなさび・守(しゅ)】シリーズを4月21日より発売します。
伝統的な和風住宅を購入される方は、しつらえに対して本物へのこだわりをもつのが特徴。照明器具にも本格的なものが求められる傾向にあります。
また、和風住宅専門の工務店の大半が「数寄屋づくり」を特徴としています。
当社では、そのようなニーズにお応えする和風住宅向け照明器具【はなさび】シリーズを1993年より展開。今回【はなさび・守】シリーズを再構築するため、本来のあかりの良さを追求し、重要無形文化財「本美濃紙」を使用するなど、本物素材へのこだわりを高めました。
門から客間、茶室まで全11品番を品揃え。本格的な数寄屋づくりの和風住宅全体をトータルコーディネートすることができます。
商品名:はなさび・守(しゅ)シリーズ
品番数:11品番
光 源:パルックボールスパイラル蛍光灯、ボール電球、ミニクリプトン電球
素 材:<セード>本美濃紙、黒谷和紙、土佐和紙、乳白ガラス
<枠>秋田杉、漆(真塗、木地溜)、ステンレス
希望小売価格(税込):40,950~129,150円
発売日:2007年4月21日
販売目標(2008年度):シリーズ全体で約1.5億円/年
■主な特長
(1)本格的な数寄屋づくりの住宅に相応しい本物の素材
(2)「Uオーダー」※1で個々のこだわりに対応(屋内用商品のみ)
(3)門から客間まで、「もてなし」の導線をトータルコーディネート可能
※1 素材3種類、仕上げ3パターンを自由に組み合わせることが可能。
価格、納期については販売店までお問合せ下さい。
■開発背景
近年、世界的に日本の文化が注目され、同時に国内でも茶の湯をはじめとする和文化の再認識がうたわれています。伝統的な和風空間においてもより本格的なしつらえが求められ、照明器具も、伝統を継承する高い美意識を携えた製品が求められる傾向にあります。
【はなさび】シリーズは、茶の湯の精神を原点に現代に新しい生活文化を提案する、「茶美会(さびえ)」(巻末ご参照)の監修のもと、もてなしの心をコンセプトに展開してきた商品シリーズ。
今回、数寄屋の伝統を守る【はなさび・守】シリーズを再構築し、強いこだわりを持つユーザー向けに本格和風照明器具の品揃えを充実させました。
【はなさび】シリーズは【はなさび・守(しゅ)】の他に【はなさび・破(は)】、【はなさび・離(り)】があり、全3シリーズ展開です。(巻末ご参照)
■ご参考
【はなさびシリーズについて】
当社和風住宅用照明として1993年から商品を発売。
守(伝統を守ることで表現できる不変的な美)、破(伝統を破ることで見出せる個性的な美)、離(伝統を離れることで生まれる新境地の美)の心をコンセプトにした商品シリーズです。
【茶美会(さびえ)について】
「もてなしのデザイン」「五感のプロデュース」をテーマに、現代に新しい生活文化を提案している活動体。国内外で活動しているデザイナーやアーティストと手を結び、衣食住における様々なアイテムを企画制作しています。
今回は、吉岡幸雄氏と中西哲也氏に監修を頂き、原点から数寄屋のあかりを見つめ直し、かたち・素材・光にこだわった商品を作り出しました。
●吉岡幸雄(よしおかさちお)
染色家。1946年京都市出身。江戸時代から続く「染司よしおか」当主。
●中西哲也(なかにしてつや)
建築家。1991年近畿大学理工学部建築学科卒業。茶道裏千家(財)今日庵営繕担当主任、一級建築士。
(※ 以下、詳細は添付資料を参照してください。)