ソニー、高精細な階調表現が可能なHDCAMカムコーダー「HDW-790」を発売
新商品
HD制作のデファクト・スタンダード“HDCAM”シリーズを拡充
より高精細な階調表現を可能にするカムコーダー「HDW-790」を発売
ソニーは、HD(High Definition)制作のデファクト・スタンダード“HDCAM”シリーズの上位機種として、“HDCAM”カムコーダー『HDW-790』 を発売します。『HDW-790』は、12bit A/Dコンバーターの採用で、より高精細な階調表現を実現、1080/59.94iでの高画質なコンテンツ制作を可能にします。
商品名/型名:HDCAMカムコーダー『HDW-790』
発売予定日:2007年5月
希望小売価格:6,405,000円(税抜価格6,100,000円)
ソニーは、1997年に“HDCAM”シリーズにおいて、世界初のHDカムコーダー(カメラ一体型VTR)を商品化、プロの要望に応える高画質と機動性・操作性が高く評価され、現在はニュース制作からドキュメンタリー、ドラマ、CM、映画まで幅広いHD制作の現場で運用されています。発売開始以降、既に国内の地上波民間放送局の全127社で採用され、累計出荷台数は全世界で31,000台(2007年3月末時点・HDCAM-SRシリーズも含む)を突破しています。
●『HDW-790』の主な機能・特長
1.12bit A/Dコンバーター搭載12bit A/Dコンバーターの採用により、白とびや黒つぶれなどを抑え、高精細な階調表現を可能にしました。
※前モデルの『HDW-750』は10bit A/Dコンバーターを採用
2.HD-SDI出力、AES/EBU入力標準装備、充実した入出力インターフェースHD-SDI出力(2系統)とAES/EBUデジタルオーディオ入力(4ch)を標準装備するほか、オプションのダウンコンバーターボード『HKDW-702』(別売オプション)を装着※することにより、SD-SDIまたはアナログコンポジット信号(メニューにて選択)の出力が可能です。
※HKDW-702を装着した場合、HD-SDI出力は1系統のみとなります。
3.プリインストールガンマカーブ搭載“CineAlta”(シネアルタ)シリーズのHDCAMカムコーダー『HDW-F900R』に採用されている4種類のプリインストールガンマを標準装備しています。カメラの性能を活かすガンマカーブの設定が手軽に行えます。
4.報道取材に威力を発揮するターボゲイン機能高感度CCDの採用に加え、電気的ゲインアップとCCDの多画素読み出し技術を併用することで、高画質を維持したまま、最大+42dBまでの大幅なゲインアップを可能にします。
5.高感度撮影を可能にするスローシャッター機能スローシャッターボード『HKDW-905R』(別売オプション)を装着した場合、CCDへの光の蓄積時間を長くすることにより感度をあげることができ、ノイズの増加を最小限に抑えた高感度撮影が可能になります。
6.ループ記録機能ピクチャーキャッシュボード『HKDW-703』(別売オプション)を装着した場合、待機中のカメラの映像/音声データを大容量メモリに常時蓄え、記録開始点より最大7秒前からの映像/音声データを記録することが可能です。
7.マルチフレームレート対応1080/59.94i 及び50iの双方に対応します。
*別売りオプション、仕様は添付資料をご参照ください。
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