サーチファーム・ジャパン、IT・通信業界のヘッドハンティング事業を強化
経営トップ・役員クラスから高い技術を持つSEまで幅広い人材を対象
IT・通信業界のヘッドハンティングを強化
国内最大の規模と実績を基に、大手からベンチャーまでの多様な要請に対応
国内最大規模の和製ヘッドハンティング会社であるサーチファーム・ジャパン株式会社(東京都千代田区麹町、社長:金子健)は、4月からIT(情報技術)・通信業界のヘッドハンティング事業を強化します。
求人ニーズの高いIT・通信業界に対しては、従来から顧客企業の要請に応え、多様な人材をヘッドハンティングしてきました。同業界の活況に伴い、最近いっそう求人ニーズが高まっていることから、IT・通信分野の専門コンサルタントと、企業・人材・業界動向を調査活動するリサーチャー(調査員)を現在の3倍、18人に増強するなど、ハンティング業務を本格化させるものです。
IT・通信分野で、2008年3月期で成約案件345件(2007年3月期見込、115件)、売上8億7750万円(同、2億9250万円)を見込んでいます。
当社は金融、建築・不動産など9業種別に編成した専門コンサルタントグループがそれぞれ顧客企業の依頼、要請に基づき、ヘッドハンティングを展開しています。特に求人ニーズの高いIT・通信業界については、エグゼクティブ(経営トップ・役員クラス)のヘッドハンティングはもちろん、事業部長・営業部長といったミドルクラス、特定の技術領域に強みを持つ数少ないエンジニア、プロジェクトマネージャーに至るまで幅広い層を対象とした人材紹介に取り組みます。
当社は2003年10月に伊藤忠商事グループの総合人材サービス企業であるキャプラン株式会社のエグゼクティブ・サーチ事業部がスピンオフして独立した会社です。社長・役員・本部長のエグゼクティブを中心に部課長などミドル層までの人材紹介に取り組んでいます。
特に、国内外のさまざまな分野でビジネス経験を積み、精通した社員の専門コンサルタントを70人以上揃え、業種、地域を問わず年間600件近く(2006年3月期)のヘッドハンティング案件を手掛け日本のヘッドハンティング会社でトップクラスの実績を上げています。
2007年3月期は当社全体で売上13億円を見込んでいます(2006年3月期実績、9億100万円)。当社の推計では業界全体の売上は70億円前後と見られています。
人材紹介業は(1)転職希望者と求人企業を登録して相互に紹介する「登録型」(2)企業の依頼・要請に基づいて、求める人材をスカウトする、当社のような「エグゼクティブ・ヘッドハンティング型」(3)リストラ対象の社員の再就職を支援する「アウトプレースメント型」―に大別されます。
当社は求人雑誌、WEBなど求人媒体による公募や一般の人材採用では採用が困難な求人に対し、広いマーケットからピンポイントで企業が求める最適な人材、とりわけエグゼクティブをヘッドハンティングするのを特長としています。ヘッドハンティング会社は外資系が多く、日本独自の資本による当社のような企業は比較的少ないのが現状です
当社は特に
(1)顧客企業の文化、風土を理解したうえで、求める人材像を明確にする
(2)社員の専門コンサルタントが持つ産官学のネットワーク、これまでのハンティング活動で蓄積した情報、日常的な情報の収集、地域的な特性に関する情報、調査会社の活用などを通して候補者を探す
(3)候補者の周囲に配慮しながら、顧客企業に代わって情熱を持ってコンタクトする-
を基本にしています。
このオーダーメイド方式の採用ソリューションにより、成功率は90%を誇っています。当社は日本の産業界の実情・特性に合ったハンティング・コンサルティング活動により、今後も潜在的な転職者の発掘、流動化を図り、日本経済の活性化に貢献するのを大きな目標に事業を発展させる方針です。
<会社概要>
●社名/サーチファーム・ジャパン株式会社
●設立/2003年10月1日
●役員/代表取締役会長兼CEO 古賀 辰男
●役員/取締役社長 金子 健
●本社/東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビルディング
TEL:03-3221-3481
FAX:03-3221-3482
●資本金/45,896,994円
●従業員/75名
●売上高/9億100万円(2006年3月期)
●事業内容/エグゼクティブ層職業紹介、人材サーチ(スカウト)事業、企業財務に関するコンサルタント業務、人材の職業適性・能力開発に関する教育、研修業務 他
●URL/www.search-firm.co.jp
<古賀辰男会長兼CEO略歴>
<金子健社長の略歴>
(※ 関連資料を参照してください。)
【ご参考資料】
IT・通信業界のプレースメント(人材紹介、要員の適正配置など成約)実績で代表的なものは、従来「ヘッドハンティング」の言葉から想像されるような、特定の人材にのみ的を当てたピンポイント・スカウトによる採用だけではありません。
アーリーステージを脱して急拡大の局面を迎える企業がIPOを目指し、資本政策や内部統制構築など経営管理体制の整備や利益計画に基づく販売体制の強化といった、企業にとって重要なミッションを担う複数名の幹部候補の採用を並行して進めるといったケースがあります。
また、各技術分野において既にシェアを独占しているような成熟期に入った企業であっても、技術革新の速いIT業界においては常に国内外での競争力を強化しておくための人材戦略を強力に推し進めており、既存事業の拡大を図る営業責任者や新規事業参入を目的とした事業部長といったミドルクラスの採用にも力を入れています。
加えて、大手SI(システムインテグレーション)を行う企業などが大型プロジェクトを受注した場合の若手エンジニアの大量採用や、インターネットサービス(モバイルサービスを含む)を提供する企業が次世代のサービスをリリースするにあたり企画者や開発者、営業担当者等の採用にヘッドハンティングを活用することも珍しくないことから、エグゼクティブサーチといった枠を越え、幅広い採用においてヘッドハンティングが有力な採用手法として市場に受け入れられつつあります。
サーチファーム・ジャパンではこうした実績をベースに、大手企業からベンチャー企業、日本で初めて事業をスタートさせる外資系企業など、さまざまなIT・通信企業の依頼・要請に対応できる体制を整えました。