ISS、Proventiaデスクトップ・プロテクションの最新版「Proventia Desktop 9.0」を発売
インターネット セキュリティ システムズ
Proventia(R) デスクトップ・プロテクション製品の最新版を発表
~ 新たなアンチウイルスおよびアンチ・スパイウェア・エンジンの追加により
包括的なクライアント・セキュリティを実現 ~
インターネット セキュリティ システムズ株式会社(略称:ISS、本社:東京都品川区、代表取締役社長:林 界宏、以下 ISS)は本日、同社のProventiaデスクトップ・プロテクション製品に、新たなアンチウイルスおよびアンチ・スパイウェア・エンジンを追加した最新版、「Proventia(R) Desktop Endpoint Security 9.0(プロベンティア(R) デスクトップ・エンドポイント・セキュリティ 9.0、略称: Proventia Desktop 9.0)」を発表しました。 同製品は、本日より、ISSのマスター・ディストリビューターを通じて販売開始いたします。
■包括的なクライアント・セキュリティ・ソリューションにより、IT資産のより効率的な防御とTCO削減を実現
Proventia Desktopは、好ましくない通信、ウイルス・ワームの感染、不正侵入、スパイウェア、悪意のあるプログラムの実行など、様々なセキュリティの脅威からデスクトップPCを複数のレイヤーで保護します。同製品には、ホスト型ファイアウォール、不正侵入防御(IPS)、バッファー・オーバーフロー・エクスプロイト・プリベンション(BOEP)、アプリケーション・コントロール、およびウィルス・プリベンション・システム(以下VPS)の各機能が統合されています。本日発表された最新版では、BitDefender社とのアライアンスにより、さらにアンチウイルスとアンチ・スパイウェア・エンジンをオプションで追加することが可能となります。本製品の様々なレイヤーで両社製品の機能がシームレス、かつ自動的に協調するよう設計されており、ワークステーションおよびノートブックPCが直面するセキュリティの脅威に対処します。これにより、一つのエージェントを購入し、インストールするだけで複数のレイヤーでデスクトップPCの防御を実現するため、複数のエージェントの購入・保守費用、および、管理にかかわる費用とリソースの負担を削減します。
■複数の防御機能により、既知・未知のウイルスとスパイウェアの検出・遮断率を大幅に向上
Proventia Desktopに搭載されているVPSは、プログラムをOS内の安全な仮想環境内で実行し、そのプログラムの挙動に悪意がないか、ワームのような伝播活動を行わないかなど解析します。ウイルス・ワーム、悪意のあるプログラムであると判断した場合、対象のファイルを隔離、削除します。VPSは、プログラムファイルの動作・挙動そのものを解析するので、ウイルスの定義ファイル(シグネチャ)の更新などを必要としません。そのため、未知のゼロ・デイ攻撃から企業ネットワークを効率的に事前防御し、90%以上(*1)の未知のウイルスを遮断することが可能となります。新バージョンでは、BitDefender社のアンチ・ウイルスおよびアンチ・スパイウェア・エンジンをアプリケーション・レイヤーに追加することより、システムから既知のウイルスとスパイウェアをスキャンし、除去することが可能となります。これらの複数の防御機能を組み合わせることにより、既知・未知のウイルスとスパイウェアの検出・遮断率を大幅に向上します。
Proventia Desktop 9.0ではまた、Cisco NACへの対応、およびProventia Network IPSとの連携による通信制御も実現しています。
■ Proventia Desktopのその他主要機能
●ホスト型ファイアウォール:
ホスト型ファイアウォールを搭載し、デスクトップ上で送受信されるネットワークトラフィックのアクセスを制御することができます。
●不正侵入防御(IPS):
プロトコル分析モジュール(PAM)により、150種類以上のプロトコルを解析し、脆弱性デコードなどの様々な技術を組み合わせて、未知の攻撃、ワームの伝播活動などはもちろん、誤使用や企業ポリシーに準拠しないトラフィックを検知・防御することができます。
●バッファー・オーバーフロー・エクスプロイト・プリベンション(BOEP):
バッファー・オーバーフローを試みるプログラムを自動的に判断し、その実行を遮断します。
●アプリケーション・コントロール(AC):
許可していないアプリケーションが自動的に実行されるのを防ぎます。Webブラウザやメールクライアントでダウンロードされた悪意あるファイルの自動実行や、ウイルス・ワームの感染から防御することができます。
●Proventia Management SiteProtector(TM)による一元管理:
Proventia Desktopは、SiteProtector(TM)により、他のISSセキュリティ製品とともに一元管理を行うことが可能です。
Proventia Desktop Endpoint Securityに関する情報は、 http://www.isskk.co.jp/product/proventia/desktop_es.html で入手できます。
■価格および販売開始時期
Proventia(R) Desktop Endpoint Security 9.0は、本日より、ISSのマスター・ディストリビューターを通じて販売開始いたします。価格および販売開始時期は以下の通りです。
<製品名称>
Proventia(R) Desktop Endpoint Security 9.0
(プロベンティア(R) デスクトップ・エンドポイント・セキュリティ 9.0)
<販売開始日>
2007年4月17日
<発売元>
インターネット セキュリティ システムズ株式会社
<価格>
1ノード当り6,050円(25~49ノードの場合)より(税別、別途保守契約必要)
*アンチウィルス/アンチ・スパイウェア・オプションは、別途年間サブスクリプ ション(税別。25~49ノードの場合1ノード当り230円より)にて提供。
<本製品に関する顧客からの問い合わせ先>
インターネット セキュリティ システムズ株式会社 国内営業部
Tel: 03-5740-4060
E-mail: sales@isskk.co.jp
インターネット セキュリティ システムズについて:
インターネット セキュリティ システムズは、世界の何千もの大手企業や政府機関にセキュリティに関するアドバイスをお届けし、ネットワーク、デスクトップ、およびサーバに対する「事前防御」を提供しています。1994年よりセキュリティ分野をリードしてきた Proventia(R)の統合セキュリティ・プラットフォームは、既知、未知双方の脅威を自動的に排除し、ネットワークの高可用性を維持、顧客企業のビジネス資産に影響が及ぶよりも先に、ネットワーク上のあらゆる攻撃から防御してきました。インターネット セキュリティ システムズの製品およびサービスは、脆弱性および脅威研究の世界的な権威であるX-Forceの研究開発チームによる、積極的なセキュリティ・インテリジェンスを踏まえて提供されています。インターネット セキュリティ システムズの製品はまた、包括的なマネージド・セキュリティー・サービス(セキュリティ監視サービス)、およびプロフェッショナル・セキュリティー・サービス(セキュリティー・コンサルティング・サービス)により補完されています。更なる情報につきましては、インターネット セキュリティ システムズのウェブサイトをご覧頂くか www.iss.net 、800-776-2362までご連絡下さい。
同社の日本法人、インターネット セキュリティ システムズ株式会社は、同社のアジア・太平洋支社も兼ねており、1997年に設立、従業員数約160名(2006年12月末)、2006年12月期の売上は62億7000万円となっています。(2001年9月JASDAQ上場、証券コード:4297)(サイトURL: http://www.isskk.co.jp/ )
以上
*1 社内測定結果
*Internet Security Systemsのロゴ、Proventia、およびX-Forceは、Internet Security Systems, Inc.の米国における登録商標です。Internet Security Systems、SiteProtectorは、Internet Security Systems, Inc.の商標です。
*その他記載の社名および製品名等は、一般に各社の商標または登録商標です。