タニタ、ヘルスケア用パーソナル・デジタル超音波画像計測装置「viewbo」を発売
超音波を使い「脂肪」「筋肉」などの重要な体組成バランスを手軽にチェックできる
ヘルスケア用パーソナル・デジタル超音波画像計測装置「viewbo(ビューボ)」新発売
家庭用計量計測機器のトップメーカーである株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田大輔)は、超音波を使い「脂肪」「筋肉」などの重要な体組成のバランスを画像で手軽にチェックすることができるヘルスケア用のパーソナル・デジタル超音波画像計測装置「viewbo(ビューボ)」(商品名)を4月25日から新発売します。
「viewbo(ビューボ)」は、医療で使われていた超音波診断装置を簡素化して非医療機器化しだれでも使えるようにしたもの。特殊なデジタル処理技術で身体の部位ごとの脂肪や筋肉を画像で表示し、実際の厚さの測定と脂肪や筋肉の状態をチェックします。
身体内部の画像とくに脂肪や筋肉の厚さや濃淡を知ることができ、ダイエットや運動効果の目安となります。表示された画像から筋肉の質や運動効果による変化も分かります。
具体的にはまずプローブ(センサー)から身体の内部に超音波を発信し、その反射を同じプローブで受信、それを本体装置で画像データに変換します。これをパソコンに送り、専用データ管理ソフト(GT-201)によりデータ蓄積や画像処理、経過分析を行います。身体の10箇所の計測ポイントもマニュアル化されており、簡単に計測ができるようになっています。
身体組成計測専用(脂肪、筋肉)として計測対象を絞り込むことで専門家以外でも利用できる非医療機器となり、それにより装置の軽量化が実現し価格もセットで157万5000円(税込価格)と従来のもの(医療用)に比べ1/10~1/20と低く抑えられました。
この「viewbo(ビューボ)」は、(株)グローバルヘルス(東京都千代田区内神田3-4-13、田中寿志社長)が産学官連携事業により開発したもので同社からOEM(相手先ブランド生産)供給を受けております。
タニタが今回「viewbo(ビューボ)」を発売するのは、体脂肪計、体組成計から得られるさまざまな計測データに加えて超音波を使ってビジュアルに得られる身体の内部の情報をうまく組み合わせ、比較することにより利用者の身体情報、健康情報の精度がさらに上がるのではないかと判断したためです。今後はグローバルヘルスと連携協力し新しい健康計測機器開発の可能性を探る考えです。
「viewbo(ビューボ)」のメーカー希望小売価格は157万5000円(税込セット価格)。販売ターゲットをフィットネスクラブ、接骨院、学校保健施設など幅広い健康市場に設定するとともに当初の販売目標を年間100台におき拡販に努める考えです。
新発売の「viewbo(ビューボ)」の特長、仕様等は以下の通りです。
製品名:
パーソナル・デジタル超音波画像計測装置「viewbo(ビューボ)」
特長 :
・超音波画像計測で脂肪・筋肉などの量的評価(mm単位)、モニタリングが身近にできる超音波画像計測機器(非医療機器※)
・価格は157万5000円(税込セット価格)と従来の医療用超音波画像計測機器の価格の1/10~1/20を実現
・身体の10箇所の計測ポイントをマニュアル化
・USBによるコンピュータ接続による計測で、データ蓄積・経過分析が可能でデータ管理や画像処理が容易
・専用データ管理ソフトで撮影―計測―データ管理まで簡単に行える
(※)本装置は、非医療機器で医療行為やそれに類似する行為、目的に使用できない。