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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.27.Wed
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2007'04.19.Thu

日本オラクル、「Oracle Business Intelligence Suite EE」を出荷開始

日本オラクル、
「Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition 10g Release 3」
の出荷開始を発表

~オラクル以外の多くのデータソースを幅広くサポート
  新機能を200以上実装し、ビジネス・インテリジェンスの適用範囲を拡大~


 日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町、代表取締役社長:新宅 正明)は本日、「Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition 10g Release 3(以下 Oracle Business Intelligence Suite EE)」の出荷を開始したことを発表します。本製品は、ビジネス・インテリジェンス・ソフトウェア製品「Oracle Business Intelligence Suite EE」の最新版であり、「Oracle Fusion Middleware」製品群に属します。

 最新版では、使いやすさ(ユーザビリティ)を向上させるための機能を多数搭載し、「Oracle Fusion Middleware」の他ソフトウェアや「Oracle Database」製品との連携を強化しています。さらに、オラクル以外のデータソースをサポートするなど幅広い適用が可能です。これにより、昨今のグローバル化やM&Aといった企業の組織再編に伴う異種混合の環境にも速やかに適合し、ビジネス・インテリジェンスによる経営とビジネスの可視化を実現します。

●ユーザビリティの向上
 「Oracle Business Intelligence Suite EE」の最新リリースは、ユーザビリティが向上することで、分析情報を企業全体で共有することが可能です。
・データマートの自動化によって、ビジネスビューの視点からデータのモデリングと作成を行い、物理的なデータマート構造を自動的に生成することができます。
・クラスタリング機能の強化、64ビットOSのネイティブ・サポート、マルチパスによる演算の最適化などを通じ、性能と拡張性が強化されます。
・ドラッグ&ドロップによるレイアウト編集機能、プレゼンテーション変数の強化、財務レポーティング、RSS(Really Simple Syndication)フィードによる変更の通知によって、データの可視化とユーザーのパーソナライズ機能が向上します。
・「Oracle Enterprise Manager 10g」との連携、モバイル分析機能の強化、ワークロード管理の自動化、セキュリティの強化によって、総所有コスト(TCO)を削減します。

 「Oracle Business Intelligence Suite EE」は、双方向なダッシュボードによるセルフサービスの分析機能、事前通知機能、高度にフォーマット化されたレポート、モバイルによる非接続型の分析機能などを提供することで、ユーザーが必要とする情報へのあらゆるアクセス手段を提供できるようになりました。
 また、本製品はRSS機能を搭載しているため、RSSに対応したアプリケーションにBIのアラートや情報を自動で提供することが可能です。

●レポーティング機能の刷新
 この最新版は、「Oracle Business Intelligence Publisher」(旧「Oracle XML Publisher」)を通じ、高度で緻密なパブリッシング機能とレポーティング機能を提供します。「Oracle Business Intelligence Publisher」は、単一ソリューションでありながら、レポーティングと文書の出力に関わるすべてのニーズに対応します。その結果、財務諸表や行政への申請書、請求書、注文書、ラベル、小切手、電子文書(EFT/EDI)など、さまざまな文書を作成することができます。
 また、レポート作成者は、専用のレポート設計ツールではなく、Adobe Acrobat、Microsoft Wordなどの一般的なアプリケーションを使用して、レポートをフォーマット化することができます。作成されたレポートは、電子メール、FAX、プリンタ、WebDAVなどへの送信や、ダッシュボードへの組み込みが可能です。「Oracle Business Intelligence Publisher」は、単体としての提供に加えて、「Oracle Business Intelligence Suite EE」の組み込みコンポーネントとしても提供されるため、完全なBI/レポーティング・ソリューションを実現します。

●オラクル製品との連携によって、コストを削減し、より高い機能を実現
 「Oracle Business Intelligence Suite EE」には、「Oracle Applications」、「Oracle Database」、「Oracle Fusion Middleware」との連携機能が事前に構築されているため、これによって製品の機能と価値が高まるだけでなく、システムの複雑さを軽減することが可能です。本製品は、「Oracle Database 10g Enterprise Edition」のOLAPオプションと連携することで、OLAPキューブのデータを保存、閲覧、分析することができます。
 さらに、今回の製品では、「Oracle Virtual Directory」、「Oracle Internet Directory」との広範な連携によって、認証機能とセキュリティ機能が向上します。「Oracle Business Intelligence Suite EE」と「Oracle Business Intelligence Publisher」は現在、「Oracle Applications」製品群に採用されており、今後は、次世代の「Oracle Fusion Applications」においてもビジネス・インテリジェンスの基礎となります。
 また、「Oracle Business Intelligence Suite EE」は、「Oracle Fusion Middleware」との連携を強化し、サービス指向アーキテクチャ(SOA)をサポートします。これにより「Oracle BPEL Process Manager」を用いて定義されたビジネス・プロセスとの相互連携が可能になります。

●他社製データベースを幅広くサポート
 「Oracle Business Intelligence Suite EE」は、リレーショナル・データベース、多次元データソース、XMLデータ、フラットファイルをサポートします。
 本製品では、IBM DB2、Microsoft SQL Server、NCR Teradataの最新リリースを含め、多くのデータベース製品をサポートします。さらに、サードパーティのデータソースやインフラストラクチャ製品に対する認証を向上することで、サードパーティ製品のネイティブAPIのサポートを提供します。また、多次元データソースへのサポートを拡大するとともに、今回新たにSAP Business Information Warehouse(SAP BW)のネイティブAPIのサポートを提供します。

◆ 出荷開始日
 2007年4月19日

◆製品価格
 製品名:Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition
 価格(*1):¥29,531,250(税込み) / Processor、
         ¥196,875(税込み) / Named User Plus (最少50ユーザー)他

*1: 価格の計算方法として「Processorライセンス」と「Named User Plusライセンス」の2通りがあります。
Processor:ハードウェアの仕様(CPU数)に応じて価格設定をするライセンスです。
Named User Plus:オラクル製品に対して使用する権利を与えられている個人が何名いるかによって価格を設定する「指名ユーザー」ライセンスです。

「Oracle Business Intelligence Suite EE 」に関する詳細は、
 http://www.oracle.co.jp/appserver/business_intelligence/enterprise-edition.html をご参照ください。


● 日本オラクルについて
 日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,602名(2006年11月末現在)。

* Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。

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