忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.27.Wed
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'04.24.Tue

ケンウッド、144/430MHz帯FMデュアルバンダー「TM-V71シリーズ」を発売

全世界のアマチュア無線家と交信できるVoIP無線システムのEchoLink(R)に標準対応

144/430MHz帯FMデュアルバンダー「TM-V71シリーズ」を新発売!


 株式会社ケンウッド(社長:河原 春郎、本社:東京都八王子市)は、FMモービルトランシーバーの新製品として、送信出力50W対応(*1)、1000メモリーチャンネル、フロントパネル上下反転機能など基本性能を充実させたうえに、世界中で普及しているアマチュア無線のVoIP(*2)無線システムの中でも圧倒的なユーザー数を誇るEchoLink(*3)に標準対応した144/430MHz帯FMデュアルバンダー「TM-V71シリーズ」を6月下旬より発売いたします。

※品名・型番・希望小売価格(本体価格)・発売時期は関連資料をご参照下さい。


【製品の企画背景および概要】
 現在、アマチュア無線機器市場は全世界で160億~170億円ほどの規模とみられています。そのうちFMモービルトランシーバー市場は、市場競争激化により、従来は高級機と呼ばれたデュアルバンドタイプの占める割合が年々増加しつつあり、2006年度の全世界での実績は金額ベースで約50%強、国内市場にいたっては台数・金額比率がほぼ100%と大きな割合を占めています。

 このたび発売する「TM-V71シリーズ」は、送信出力50W対応、1000メモリーチャンネル、フロントパネル上下反転機能などの基本性能を充実させたうえで、アマチュア無線の新たな楽しみとして現在脚光を浴びているVoIP無線システムの中でも全世界で圧倒的なユーザー数を誇るEchoLinkに特化した機能に標準対応するなど、かつてない高機能・高操作性を実現いたしました。

 EchoLinkとは、PC(パソコン)での音声チャットと同じように、無線機の音声をインターネットに中継して、無線局側からDTMFコードを通じ特定の相手局を呼び出したり、プログラムそのものをコントロールすることによって、全世界のアマチュア無線家と交信できるVoIP無線のシステムのことで、2002年5月にK1RFD(Mr. Jonathan Taylor)が開発して以来、世界中の多くのユーザーから支持を受けています。 「TM-V71シリーズ」は、このEchoLinkに特化した機能を標準搭載することで、煩雑な設定に煩わされることなくFMモービルトランシーバーからインターネットを経由して全世界のユーザーへの交信を可能としました。

 このように、ケンウッドは、アマチュア無線分野で培った、技術、ノウハウと、最先端技術を融合した製品により、ユーザーの皆様に新たな使用シーン、新たな楽しみをお届けするとともに、「無線通信=コミュニケーション」の分野におけるより一層のプレゼンスの強化をめざします。
 
*1 TM-V71は送信出力20W。 
*2 Voice over Internet Protocolの略。音声をIP(インターネットプロトコル)のネットワークでリアルタイム伝送する技術。 
*3 EchoLinkは米国Synergenics, LLC社の登録商標です。公式サイト http://www.echolink.org/


【製品の主な特長】
1.送信出力50Wでゆとりのハイパワー「TM-V71S」 
 送信出力はHI/MID/LOWの3段階から選ぶことができ、VHF/UHFともに最大50Wのハイパワー運用が可能になります。(TM-V71はVHF/UHFともに20W)

2.同一バンド内2波同時受信(V×V、U×U)機能を搭載 
 144MHz帯と430MHz帯の2波同時受信機能に加えて、同一バンド内の2波同時受信機能を搭載しました。例えば、コールチャンネルとローカルチャンネル、レピータとローカルチャンネルのように、144MHz帯および430MHz帯で同一バンド内の2波同時待ち受けが可能です。

3.余裕の1000のメモリーチャンネルを装備
 通常のメモリーチャンネルは1000チャンネルに対応(全チャンネルがスプリットメモリー対応)。さらにプログラムスキャンは10種類までメモリー可能です。すべてのメモリーチャンネルに最大6文字(英数字)までのメモリーネームを、周波数とともに登録することができます。

4.メモリーコントロールプログラム「MCP-2A(*)」に対応 
 メモリーコントロールプログラム「MCP-2A」を使えば、PC上でメモリーチャンネルや各種機能の設定などのデータ作成・編集・管理をすることができます。(PCとの接続にはオプションのプログラミングケーブル「PG-5G」またはPCインターフェースケーブルキット「PG-5H」が必要です)
(*)「MCP-2A」は当社Webサイトよりダウンロード可能なフリーソフトです
URL: http://www.kenwood.co.jp/j/products/radio_index.html
(MCP-2Aは発売時期に合わせ掲載予定。また、URL は変更になる場合があります。) 

5.ノード局(アクセスポイント)に簡単アクセス、EchoLinkメモリー 
 最大10個のEchoLink専用DTMFメモリーに、コールサインとノード番号、制御コマンドなどを登録することができます。また、コールサイン・DTMF自動変換機能により、EchoLinkで使用される"Connect by call"や"Query by call"も簡単な操作ができます。さらに、メモリーコントロールプログラム「MCP-2A」を用いてEchoLinkメモリーの管理も可能です。なお、無線機からEchoLink のノード局にアクセスするだけの場合は、専用ソフトウェアやコールサインの登録などは必要ありません。(PCとの接続にはオプションのプログラミングケーブル「PG-5G」またはPCインターフェースケーブルキット「PG-5H」が必要です) 

6.EchoLink Sysopモード機能で、ノード局運用が可能
 「TM-V71シリーズ」と、EchoLinkソフトウェアをインストールしたPCとを接続してEchoLinkのノード局を簡単にセットアップできます。(PCとの接続にはオプションのPCインターフェースケーブルキット「PG-5H」が必要です)

7.多彩なスキャン機能 
 スキャン機能は、VFOスキャン、プログラムスキャン、MHzスキャン、メモリースキャン、CALLスキャン、更にメモリーバンクスキャンに対応しました。メモリーバンクスキャンは、1000チャンネルのメモリーを10個のバンクに分割し、任意のバンクを組み合わせてスキャンすることができる機能です。また、スキャン再開条件の設定で、タイムオペレート、キャリアオペレート、シークから選択可能。さらには、メモリーチャンネルロックアウト機能への対応や、トーンスキャンとCTCSSスキャン、そしてDCS(デジタルコードスケルチ)スキャンを搭載しています。 

8.表示パネルの上下反転装着が可能 
 本体の上部にスピーカーがあるため、本体の取り付け場所によっては、スピーカーを塞いでしまう場合があります。しかし、脱着可能なクイックリリースパネルなら、本体の上下を反転して装着することができるため、取り付けを選びません。

9.大きく見やすい表示。アンバー/グリーンの2色から選べるLCDバックライト
 あらゆる状況下で、優れた視認性を発揮する大型のディスプレイを採用しました。バックライトもアンバーとグリーンからセレクトすることができます。

10.オプション「VGS-1」によるボイスガイド/ボイスストレージ対応 
 オプションのボイスガイド&ストレージユニット「VGS-1」を装着すると、キー操作を音声アナウンスにより確認できます(5段階の読み上げ速度の調整が可能)。またボイスメッセージや30秒まで常時録音も可能なため、交信時の内容を後で確認したいときに便利です。 

11.空線キャンセラー 機能 
 鉄道無線の空線信号(2280Hz)を受信すると、スピーカーをミュートすることにより、快適な鉄道無線の受信ができます。

12.その他の機能 
 ・ワイドバンド受信機能装備:118-524MHz,800-1300MHz(一部周波数を除く) ・バックライト付きキーパッドマイクMC-59を標準装備 ・A/Bバンドで独立したVOL/SQLつまみを装備 ・外部TNC用6-pin mini DIN端子を装備 ・PC接続用8-pin mini DIN端子を装備(PC接続にはオプションのプログラミングケーブルPG-5G必要) ・良く使う機能を割り当てられるパネルPFキー(PF1,PF2) ・使わない周波数帯を表示させないバンドマスク機能 ・コールチャンネル機能 ・Sメータスケルチ&スケルチハングアップタイム機能 ・モニター機能 ・ミュート機能 ・オートパワーオフ機能 ・MHzモード ・周波数ステップ切り替え ・シフトファンクション ・プログラミングオフセット切り替え ・リバース  ・オートレピーターオフセット(ON/OFF,UHFのみ) ・オートマチックシンプレックスチェッカー ・DTMFメモリー(10チャンネル,16デジット) ・タイムアウトタイマー機能 ・キーロック/オールロック ・パスワードプロテクション ・メモリーシフト ・プログラマブルVFO ・キー操作音ON/OFFボリュームコントロール ・マイクプログラム機能 ・メモリーチャンネルロックアウト ・バックリットキー ・データ通信スピード1200/9600bps切り替え ・チャンネルディスプレイモード ・パワーオンメッセージ ・LCDブライトネス ・オートブライトネス ・A/B Band外部スピーカー切替2端子装備 ・リセット(VFO,PART,PM,FULL)


【新規オプション】
・キーパッドマイクロホン MC-59 希望小売価格4,725円(本体価格4,500円) 
・パネルセパレートキット DFK-3D 希望小売価格3,045円(本体価格2,900円) 
・延長ケーブルキット PG-5F 希望小売価格8,400円(本体価格8,000円) 
・プログラミングケーブル PG-5G 希望小売価格4,410円(本体価格4,200円) 
・PCインターフェースケーブルキット PG-5H 希望小売価格5,775円(本体価格5,500円) 


【主な定格】
 ※ 関連資料参照


 ケンウッドは、「Mobile & Home Multimedia System」の分野で、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を展開しています。そして、国内11社、海外22社の関連会社とともに、「新鮮な驚きや感動で人々に幸せな気持ちを創ろう。」というビジョンの実現をめざします。


■一般顧客窓口:
 ケンウッドカスタマーサポートセンター
 TEL: 0570-010-114(ナビダイヤル)
 携帯電話・PHS・IP電話: 045-933-5133

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[20678] [20677] [20676] [20675] [20674] [20673] [20672] [20671] [20670] [20669] [20668
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]