横河電機、サウジアラビアに現地法人2社を新設
サウジアラビアでの事業拡大のために、現地法人2社を新設
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)は、このたびサウジアラビアでのエンジニアリングと保守サービスの体制強化を目的に、「ヨコガワ・サウジアラビア」と「ヨコガワ・サービス・サウジアラビア」の2社を新会社として東部ペルシャ湾岸のアル・コバールに設立しましたのでお知らせします。
「ヨコガワ・サウジアラビア」は、YOKOGAWAグループの100%出資で、プロセス制御ソリューションに関する研究開発、生産およびエンジニアリングを行います。
「ヨコガワ・サービス・サウジアラビア」は、サウジアラビアにおける当社のパートナー企業であるガス・アラビアン・サービスとの合弁会社で、保守サービスを担当します。
設立に合わせ、「ヨコガワ・サウジアラビア」は、新社屋を建設します。また、「ヨコガワ・サービス・サウジアラビア」も新たな社屋を用意します。
新法人設立の背景
サウジアラビアでは石油・天然ガスの開発プロジェクトや関連する石油精製・石油化学などのプラントの新増設プロジェクトが、今後も多数計画されています。
当社は、1980年代初頭からサウジアラビアで活動を開始し、1990年には、バーレーンに中東地域を担当するヨコガワ・ミドルイーストを設立しました。サウジアラビアでの長年にわたる活動と当社製品の高い信頼性、プロジェクト遂行能力の高さが評価され、サウジアラビアのお客様の信頼を勝ち得てきました。
今後さらにサウジアラビアでの事業を拡大するには、同国でのエンジニアリング力と保守サービス力の強化が不可欠との判断から、このたび新会社2社を設立しました。これにより、従来以上に品質の高い製品・サービスを提供すると共に、24時間365日のコールサービス、システムエンジニアリング、スタートアップ、工事、トレーニングなど、お客様をサポートする体制を充実させます。
新設した現地法人2社の概要
<ヨコガワ・サウジアラビア>
英文名称: Yokogawa Saudi Arabia Ltd.
本社所在地: Al-Khobar(アル・コバール)
新社屋建設地: Science Park of King Fahd University of Petroleum&Minerals,Dhahran(ダーラン)
代表者: 小川 朗
資本金: 約2億円(横河電機95%、ヨコガワ・ミドルイースト5%出資)
人員数: 150名(2007年4月)
設立年月: 2006年12月
事業内容: プロセス制御ソリューションの開発、エンジニアリングおよび生産
新社屋: 土地 10,000m2(18,000m2まで拡張予定)
建物 4,000m2(7,000m2まで拡張予定)
<ヨコガワ・サービス・サウジアラビア>
英文名称: Yokogawa Service Saudi Arabia Ltd.
本社所在地: Al-Khobar(アル・コバール)
新社屋所在地: Al-Jubail(アル・ジュベール)
代表者: 小川 朗
資本金: 1500万円(横河電機67%、ガス・アラビアン・サービス33%)
人員数: 50名(2007年4月)
営業開始: 2007年4月
事業内容: 制御システム・機器の保守サービス
新社屋: 土地 5,000m2
建物 2,000m2(3,000m2まで拡張予定)
以 上