日本郵船と川崎汽船など、シンガポール港に自動車専用ターミナルを開設
シンガポール港に初の自動車専用ターミナル開設へ
当社はこのほど、川崎汽船株式会社及びPSA Singapore Terminals社(注)との3者間で、シンガポール港初の自動車専用ターミナル運営会社設立に関する合弁契約書を締結しました。
合弁会社の名称はアジア・オートモービル・ターミナル社(Asia Automobile Terminal Singapore,"AATS")で、今後シンガポール港のパジル・パンジャン埠頭(Pasir Panjang Wharf)に2つの専用岸壁を持つ自動車専用ターミナルを整備し、2009年1月までに稼動させる予定です。シンガポール港は、既に当社のアジア完成車輸送における重要なハブ港であり、主にアジア各国より世界各地に輸出される完成車のトランシップ(積み替え)港として機能しています。
当社は、シンガポールでも自動車専用ターミナルの運営を開始することで、更なるサービスの安定化を図り、高品質かつ競争力のある完成車輸送ネットワークで、今後益々増加が期待されるアジア各国からの完成車輸送需要に対応していきます。
(注)PSA Singapore Terminal社
世界有数のコンテナ取扱量を誇るシンガポールのターミナル運営会社。2006年実績ではコンテナターミナルで24百万TEU、多目的ターミナルで18百万トン以上の貨物を取り扱っている。