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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.26.Tue
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2007'04.26.Thu

ブロードバンドタワー、仮想化技術を用いた仮想ホスティングサービスを開始

仮想化技術を利用したユーテリティコンピューティングサービスの提供開始
(利用に応じた課金型ホスティング)
IT資産は持つ時代から利用する時代へ


 株式会社ブロードバンドタワー(本社:東京都港区、代表取締役社長:中村高根)は、この度、メインフレームの仮想化技術を用いた仮想ホスティングサービス「Collective Hosting」を2007年5月9日より提供を開始します。また、上記システムに一部IAサーバーを組み合わせたフレキシブルなサービスを実現することを通じて、さらに幅広い顧客ニーズに応えるサービスを提供してまいります。

※Collective:サーバーの集合体:巨大なCPU内を、論理的に数千台のサーバーで区画でき、必要な台数でオペレーション可能


1.サービス開始の目的と背景

 電子商取引の急速な発展や携帯サイトの急増等、インターネットを活用したビジネスが急速に拡大している昨今、ITシステムの高度化・複雑化にともない、システムで使用されるサーバー数は増加傾向にあります。サーバーを設置管理するデータセンターの需要は、堅調に推移しておりますが、データセンター事業者において、インターネット回線環境の充足度や作業効率などの利便性から特に需要の高い都心のスペース確保が不動産価格上昇もあいまって困難な状況になっており、新たなデータセンター構築において、ファシリティ(ビル等)、電気容量の確保が課題となってきています。一方、ユーザー側では、ピーク時の負荷に対応するため現実的には余剰リソースを抱えた状態でシステム投資を行っており、維持管理コストの負荷が増大傾向にあり、システムリソースの有効活用によるコスト削減や運用負荷の低減に対するニーズが高まってきています。


2.「Collective Hosting」の特徴
 企業のITへの依存度は高まり、IT技術の進歩に伴い、企業における基幹システムやネットワークは、複雑化しています。また、内部統制、特に法制化が見込まれている日本版SOX法の対応や事業継続計画(Business Continuity Plan)の必要性を考慮することも要求されています。企業にとってこれらのさまざまな課題を考慮し、自社で独自にIT環境を構築・運用・維持することは、多くの経営資源を必要とします。このたび、ブロードバンドタワーが提供を開始する仮想化ホスティングサービス「Collective Hosting」は、日本アイ・ビー・エム株式会社が提唱する仮想化技術(1台のサーバーで複数のLINUXサーバーを仮想的に展開する技術)を用いて、従来の物理的なサーバー台数を削減し、データセンター内のスペースの効率化(従来のIAサーバーと比較して、最大20分の1)、および消費電源の削減(従来のIAサーバーと比較して、最大30分の1)を図り、運用コストの低減化を実現できます。(IAサーバーとの比較は理論値となります)

 また利用するシステムアプリケーションのOSやミドルウェアを統一化することにより、システムピーク時に合わせたシステム構築が不要となり、利用効率の最適化ならびに運用プロセスの自動化を推進できます。これによりユーザー側は継続的にITシステムのTCO削減が図れます。本サービスの主たる特徴は以下のとおりです。

1)お客様のシステムの効率化・簡素化を実現
 サーバー資源(CPU、I/O、メモリー、装置など)を分割して、多くの仮想マシン環境を作成できるためIT資源の共有化やシステムピーク時に柔軟な構成変更や、動的な割り当てが可能となるため、お客様のITシステムを集約・統合化が実現。企業におけるシステム構築や運用投資の抑制を図れます。

2)データセンターにおける運用コストの削減を実現
 急速に増加するサーバー台数に伴う、データセンター内における電源容量の不足や発熱対策といった課題に対して、メインフレームを基盤とした技術を活用することにより、システムを集約。データセンターにおけるスペース効率化、サーバーおよび冷却するための空調使用電源量の大幅な低減が実現するため、従来のIAサーバーで構築されるシステムより安価で、ITリソースを利用できます。

3)可用性・信頼性の向上
 長年、金融機関をはじめとする大手企業における基幹系システムとして培われたメインフレームを利用する事により、IAサーバーと比較して高い信頼性を確保。1台のサーバー上に数百台のサーバーを稼動させることができる。また、それらの仮想サーバーは従来のIAサーバーを複数組み合わせて構築するシステムに比べ、ケーブルの接続や冗長化が必要なくなるため、システム障害の発生も大幅に減少することが可能となりました。

*以下イメージ図、およびリリース詳細は添付資料をご参照ください。

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