富士通、中型メインフレームOSとオープンOSが平行稼働できる基幹IAサーバー「PRIMEQUEST」を開発
中型メインフレームOSとオープンOSが稼働する
基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」を新規に開発
~2008年度上期より市場投入~
当社は、メインフレーム資産をオープンサーバで稼働させたいというお客様のニーズの高まりにお応えし、基幹IAサーバ「PRIMEQUEST(TM)(プライムクエスト)」のラインナップの一つとして、当社の中型メインフレーム用のOSである「OS IV/XSP」と、LinuxまたはMicrosoft(R) Windows Server(R) が1台の筐体内で並行稼働できるモデルの開発を行っています。本モデルは2008年度上期中に出荷する予定です。
当社は、今後もメインフレーム「GS21シリーズ」およびマルチサーバ「PRIMEFORCE(プライムフォース)」(注1)の継続的なエンハンスを行い、お客様が保有するメインフレームOS「OS IV/XSP」、「OS IV/MSP」上の資産の長期保全を保証してまいります。
当社は、2005年4月より、自社開発のチップセットを搭載し、主要ハードウェアを二重化し同期動作させることでメインフレームクラスの耐故障性、業務継続性を実現した高性能・高信頼なオープンサーバとして、基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」を販売しております。
当社は現在、「PRIMEQUEST」をベースに、中型メインフレーム用のOSである「OS IV/XSP」と、インテル(R) Itanium(R) 2プロセッサー対応のLinuxまたはWindows Server が同一のCPUアーキテクチャー上で並行稼働し、またメインフレームとオープンサーバ両方のI/O装置を接続可能なモデルを開発しており、2008年度上期中に提供開始する予定です。
このモデルにより、メインフレームシステムとオープンシステムを一定期間並行運用しながら、メインフレーム資産を段階的にオープン化していくことができます。また、オープン化完了後は、メインフレーム資産を稼働させていたCPUやメモリ・リソースをオープン資産向けに転用できるため、投資の最適化が可能です。
当社は、今後もメインフレーム「GS21シリーズ」およびマルチサーバ「PRIMEFORCE」を継続的にエンハンスし、お客様が保有する「OS IV/XSP」、「OS IV/MSP」のメインフレーム資産の長期保全を保証するのに加え、新たに「OS IV/XSP」の稼働を可能とした「PRIMEQUEST」の提供により、お客様の次期システムの選択肢を拡大してまいります。
■ 商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
<注釈>
(注1) PRIMEFORCE:
メインフレーム(グローバルサーバ「GS21シリーズ」)とUNIXサーバまたはPCサーバを一筐体に搭載し、連携させたサーバ。
<本件に関するお問い合わせ>
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