野村証券、日本証券金融と有価証券担保ローン媒介で業務提携を締結
野村證券、日本証券金融と有価証券担保ローン媒介で業務提携
野村證券株式会社(以下「野村證券」、執行役社長兼CEO:古賀信行)は、日本証券金融株式会社(以下「日証金」、取締役社長:増渕稔)と、大口顧客の資金需要に対応した有価証券担保ローン媒介の業務提携を行うことで基本合意したと発表した。
野村證券は、100万円以上2億円以下の極度額の「証金ローン」の取扱いで日証金と提携しているが、今回の業務提携にて2億円から10億円までの証券担保ローンのラインナップが出揃い、より幅広い顧客の資金需要に対応したサービスを提供することが可能となる。
日証金の「大型証券担保ローン」は、株式、投資信託や国債など有価証券を担保とした、資金使途が原則自由な低利なローン商品。野村證券は、顧客が同社の保護預り口座に保有している有価証券を担保に、日証金から「大型証券担保ローン」を受けることができるように媒介を行う。
同サービスの提供により、新興企業を含む上場企業オーナー等にとっては、「自社株」を担保とした効率的な資金調達が可能となる。
【野村證券が媒介を行う日証金のローンの概要】
・商品名
日証金大型証券担保ローン
・融資方法
顧客は、担保有価証券の評価額が極度額を上回っていれば、その範囲内で、借入れのお申込みが可能。なお、設定可能な極度額および担保有価証券の評価額は、日証金が担保として適当と認める有価証券(銘柄)の時価等に担保評価の掛目を乗じた額の合計の範囲内となる。
・対象顧客
野村證券に口座を開設している満20歳以上75歳未満の個人および法人
・融資額
2億円から10億円の間であらかじめ設定した極度額の範囲内で、借入れが可能。ただし、単一担保の場合は5億円、複数担保の場合は10億円が限度となる。
・契約期間
1年(更新可能)
・融資利率
年率3.8%(2007年4月27日現在、金融情勢等により変動)