サントリー、琉球泡盛「天龍蔵(てんりゅうぐら)」30度を発売
琉球泡盛「天龍蔵(てんりゅうぐら)」30度 新発売
― 現存する首里最古の蔵元、瑞穂(みずほ)酒造(株)の製造による、本格派古酒(クース)が登場 ―
サントリー(株)は琉球泡盛「天龍蔵」30度を5月29日(火)から全国で新発売します。
2003年に発売した「天龍蔵」は、沖縄の首里に現存する最古の蔵元、瑞穂酒造株式会社(沖縄県那覇市 社長:玉那覇有彦)が製造する古酒(クース)(※1)です。アルコール度数25度の飲みやすい口あたりと華やかな香りが特長です。
今回は、より本格的な味わいを求めるお客様のニーズにお応えするため、アルコール度数を30度にした本格派古酒(クース)を発売するものです。こだわりの製法による、古酒ならではの芳醇な味わいをお楽しみいただけます。なお、製造については瑞穂酒造が担当し、当社が販売します。
●中味の特長
伝統的な仕次ぎ(※2)により、3年以上熟成させた本格派古酒です。瑞穂酒造が貯蔵する中で最も芳醇な味わいの原酒をベースに使用し、アルコール度数を沖縄で主流の30度に設定しました。さらに、古酒原酒の魅力を最大限に引き出す、最適なろ過を施すことで、度数の高さを感じさせない、口あたりなめらかで芳醇な味わいとバニラ様のやわらかな香りを実現しました。
(※1) 「古酒」は、3年以上熟成させた泡盛もしくは仕次ぎにより貯蔵した泡盛で3年以上貯蔵した泡盛が50%超のものを指します。泡盛はウイスキーやブランデーと同様に長期間の貯蔵熟成により、まろやかで、芳醇な味わいになります。その上品な香りと、まろやかな味わいは古来より珍重されてきました。
(※2) 「仕次ぎ」は伝統的な泡盛の貯蔵方法で、泡盛を年代順に甕(かめ)(またはタンク)に貯蔵し、最も古い酒(親酒)を汲み出したら、その分だけ次に古い甕からを順次補充していきます。
●商品名・パッケージについて
商品名には、瑞穂酒造(株)の地下貯蔵庫の名称である「天龍蔵」を採用しています。ラベルには、黄金色を採用し、昔、蔵人が見た、この蔵の泡盛に魅了された龍の夢物語を描くことで、古酒の芳醇な味わいと、同社が守り続けてきた伝統を表現しました。
<瑞穂酒造について>
嘉永元年(1848年)創業。琉球王朝時代、泡盛は貴重な酒として管理され、首里城下の3つ町(首里三箇)でのみ造られていました。瑞穂酒造は、首里三箇の1つである鳥堀町に創業した現存する首里最古の蔵です。"古酒は沖縄の宝もの"を酒造りの理念として掲げ、古酒の普及に努めています。
― 記 ―
▼商品名、容量、希望小売価格(消費税別)、アルコール度数および梱包
琉球泡盛「天龍蔵」30度
720ml 1,600円 30% 12本
*価格は販売店様の自主的な価格設定を拘束するものではありません。
▼品目
泡 盛
▼発売期日および発売地域
2007年5月29日(火) 全 国
▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリー(株)お客様センター フリーダイヤル 0120-139-310
(東京)〒135-8631 東京都港区台場2-3-3
(大阪)〒530-8203 大阪市北区堂島浜2-1-40
以 上