マクニカネットワークス、スウェーデン社製の電子端末のGUI用開発プラットフォームを販売
マクニカネットワークス、タット社と代理店契約を締結
-様々な電子端末のGUI開発効率を高めるプラットフォームを販売開始-
ネットワーク機器の輸入、開発、販売を手がけるマクニカネットワークス株式会社(以下 マクニカネットワークス、本社:横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長:中島 潔)は、この度、TAT AB(以下、タット社、本社:スウェーデン マルメ、CEO:Charlotta Falvin)と国内販売代理店契約を締結し、携帯電話、デジタルカメラ、DVD、ホームテレビ、カーナビといった様々な電子端末のグラフィカルユーザインターフェイス(以下GUI)用開発プラットフォームミドルウェアの取り扱いを2007年5月8日より開始することを発表致します。
昨今の電子端末のGUI開発工程では、GUIデザイナーの独創的なアイデアを生かすためには、端末に大きなハードウェア要件が必要になり、またプログラムロジックとのすり合わせに多大な時間と労力が必要でした。結果、端末のGUIはリッチな表現力に乏しく、またアプリケーションや機能ごとに異なるGUIを開発しなければならなかったため、機能の切り替えにタイムラグが発生したり、GUIのイメージが機能ごとに全く異なるなどの現象がありました。
タット社が提供する開発プラットフォームは、携帯電話、デジタルカメラ、DVD、ホームテレビ、カーナビといったあらゆる電子端末にGUIのデザインプラットフォームを構築し、デザイナーがプログラムコードを気にすることなく今までに見たことのないような表現力のある2D・3DのGUIを従来よりも短時間で開発することが可能になります。
GUIのデザイン作成にあたってはPC上で動作する開発ツールでXMLを生成します。高度なプログラミングのスキルは不要でコンパイルも不要になり、また多数のテンプレートが備わっていますので、デザイナーは時間をかけずに表現力のあるGUIを開発することが出来ます。さらにGUIとアプリケーション本体を機能的に切り離しているので、端末とGUIの開発を平行して進めることができ、端末の開発の完了と同時にGUIを読み込むことが可能になるので非常に効率的です。また開発したGUIはPC上でシミュレートすることができ、端末に読み込む前に随時修正することが出来ます。加えて、作成したファイルは自動的に圧縮されますので、従来よりも表現力が豊かで且つメモリーの消費が少ないGUIを開発することが可能です。
マクニカネットワークスでは、本ソリューションを大手電子端末メーカー様にむけて積極的に展開していき、新しいビジネスを考案してまいります。
※製品に関する詳細 http://www.macnica.net/tat/
*記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
【タット社 会社概要】
タット社はあらゆる電子端末のソフトウェアの開発とデザインを提供する企業です。2002年に創業メンバーの出資により設立されました。本社はスウェーデンのマルメにあります。タット社の技術はソニーエリクソンやサムスン電子の携帯電話などに導入され、8000万台の出荷実績を誇ります。GUIに特化した技術と優れたデザイン力を持ち、ユーザがより魅力的で使いやすいと感じることの出来る製品の開発を容易に行うことを実現します。詳細はhttp://www.tat.se/をご覧ください。