岩崎電気、経営計画「Run-up 2011・新しい体制への挑戦」を策定
経営計画「Run-up 2011・新しい体制への挑戦」について
岩崎電気株式会社(社長:熊坂隆雄)は、本日開催した取締役会において、2011年度までの長期ビジョンを視野に入れた経営計画「Run-up 2011」を決定しましたので、お知らせ致します。
ここ数年当社を取り巻く環境は、公共事業の市場縮小ならびに価格競争の激化により、一段と厳しさを増しております。このような環境のなか、岩崎電気は光技術を通して社会と人々に快適な環境の創造に貢献するため、高付加価値商品の開発、質の高いサービスの提供に努め、顧客から信頼される企業を目指し、2011 年度を目処とした長期ビジョンを策定し、その前段にあたる3 カ年の経営計画「Run-up 2011/フェーズ1」(2007 年度~2009 年度)をまとめましたので、ご報告申し上げます。
・経営計画「Run-up 2011/フェーズ1」の概要は以下の通りです。
1. 経営理念・方針
・当社は、「光テクノロジーを通して豊かな社会と環境を創造する」を企業理念に、高効率HIDランプの普及による省エネルギーの推進と紫外線応用分野、電子テクノロジー分野の光応用技術を駆使して、安全・安心の環境に貢献する「光・環境カンパニー」を目指します。
2. 名称および対象期間
・名称: Run-up 2011/フェーズ1 【新しい体制への挑戦】
・対象期間: 3ヵ年(2007年度~2009年度)
3. 売上・収益目標(連結)
・2011年度の連結売上高1,000億円を視野に、その過程として、2009年度に売上高800億円および営業利益40億円を目指します。
・Run-up 2011/フェーズ1(2009年度) 【目標】
2006年度実績 2009年度 2011年度
売上高 710億円 800億円 ⇒ 1,000億円
営業利益 27億円 40億円
営業利益率 3.8% 5.0%
配当額(2005年度) 1株/5円 1株/8円
4. 基本方針・重点課題
. 光源およびそれを制御する技術の開発をベースに多方面に亘る用途開発を進め、環境と安全をテーマに、CSRの最大化を目指した事業展開を行う。
・事業の再編と高収益化事業の再編と高収益化
・コーポレートガバナンスの強化コーポレートガバナンスの強化
・光応用事業の拡大と持続的成長光応用事業の拡大と持続的成長
・機動力ある組織と人材育成機動力ある組織と人材育成
↓
新しい体制への挑戦
★ 当社がこの三年で目指すこと・・・
● 全体での取り組み
・事業内容を細かく見直して、高収益事業に特化
・高度な技術とそのシステム化への重点投資
・持続的成長を目指し、事業の芽の探索と育成に注力
・グループの効率的再編とシナジー効果の最大化
・コスト競争力の強化
● 照明事業
・国内器具専門メーカーに対するHID ランプの供給を大幅に拡大
・光源・回路・光学設計技術のシステム化と高付加価値商品の開発に注力
・官公需市場の維持と民間市場への商品および営業展開を強化
● 光応用事業
・営業チャネルの拡大と営業力の強化
・新規市場の開拓・拡大
・研究開発体制の強化と萌芽テーマの事業化
以上
◇ 将来予想の見通しに関する注意事項◇
本資料に記載している中期経営計画は、当社が現時点で想定される情報と市場予測をもとに合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は想定し得ないさまざまな要因により、見通しとは異なることがあり計画数値および各施策の実現等について、これを保証するものではありません。